映画ゆるキャン△・ブラックフォン観てきたよ

■映画ゆるキャン△
観ました。キャラも背景も綺麗。劇伴も画によりそっていて落ち着いていて、尺もたっぷり2時間。多少のトラブルもありますが、TV版と同じくまったり女子がキャンプするさまを愛でる作品でした。現代が舞台ではありますが本質的にファンタジー作品なので、現実的でないところは散見されるのですが（県の事業がほぼ素人だけで進んだり、ボランティアの交通費は支給されてるのかとか、営業開始時に職員がいないのはどうしてとか、こんなに生物の気配のないキャンプ場があるだろうかとか……）、まあそれはどうでもいいことです。カワイイ女の子、旨そうな飯、危険度0％のキャンプ、これがゆるキャン△だ！　お腹の減る映画でした。鮭が食べたいです。

■ブラック・フォン
原題はTHE BLACK PHONE。黒電話。邦題もまんまです。ジャンルはジュブナイルホラー……なんでしょうかね？　少年が殺人鬼に掠われ、地下室に閉じ込められる。部屋の中にあるのはベッドとトイレ、通信線の切れた黒電話のみ。しかしなぜか黒電話が鳴り、受話器を取ると過去に殺された少年達の声が。助言を受けて様々な脱出方法を試みるが……、という話。死者の助言というところだけがオカルトです。ほぼ期待しないで観たのですが、これが抜群に面白かった！！　苛烈な妹に対して気弱で臆病な主人公、という風に描かれるのですが、最後の最後で勇気を見せる主人公、最高のクライマックスでした。正直ゆるキャンの5倍は面白かった。全然お客さん入ってませんが、これはいい映画ですよ。お奨めです！


今日観た予告で気になったのが『LAMB/ラム』。羊から生まれた羊頭の子供を夫婦が育てるらしい。雰囲気が狂ってて恐い。