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2022年07月07日23:28

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ミニチュアゲーム日記 Vol.155

注意:この日記は、『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』という絶版ゲームの対戦レポートです。知識が無い方にとっては非常に理解が困難な内容かと思われますので、ご了承下さい(もっとも、ゲームの知識があっても当事者以外には読みづらいかと思いますが)。

2022年7月2日(土)、北千住の足立区生涯学習センターにて開催されたオールドワールドコンベンションに参加。
この日の参加者は、主催のかませやぎさん、NOZAKIさん、Jさん、冬寂(拙者)の4名(参加者の名前はTwitterに準拠)。
かませやぎさんとJさんがビーストマンとスケイブン、NOZAKIさんと自分がオウガキングダムとドワーフの対戦を行う。

この日の取組:ウォーハンマー・ファンタジーバトル ドワーフ 対 オウガキングダム(2,000ポイント)

編成:
●先攻:ドワーフ(冬寂)
ロード(ジェネラル、シールドベアラー帯同(※)、ドワーフ・ウォリアー(2)に合流)
ルーンスミス(アイアンブレイカーに合流)
マスター・エンジニア
ドワーフ・ウォリアー(1)
ドワーフ・ウォリアー(2)
クォレラー
アイアンブレイカー
スレイヤー
キャノン
オルガン・ガン

※:2体のドワーフが担いだ大きな盾に乗った状態。アーマーセーヴィングが2向上し、【傷】が+2され、下のドワーフも敵を攻撃できる。

●後攻:オウガキングダム(NOZAKIさん)
タイラント(ジェネラル、オウガに合流)
ブッチャー(1)(Lv.2ウィザード(獣)、『ウィッサンの獣化術(基本・強化系)』『アンラヘアの呪い(4・呪い系)』)
ブッチャー(2)(Lv.2ウィザード(大アゴ様)、『髄液すすり(基本・強化系)』『歯砕き(3・強化系)』)
オウガ
アイアンガット
ノブラー(1)
ノブラー(2)
リードベルチャー
サーベルタスク・パック
モーンファング・キャバルリー
アイアンブラスター

自分のドワーフは、今回初めてグレイトウェポン装備のドワーフ・ウォリアーが加わった。能動的に状況を変え難いドワーフの、しかもコア枠で【攻】5を出せるのは大きい。運用の手腕を問われる所である。
オウガはNOZAKIさんの標準編制…に近い。何度も見ているのだが、だからといって対策がある訳でも無い。辛い。強いて言えば、ドワーフは突撃されるのが前提という認識なので、ノブラー・トラッパーの対処(※)に悩まずに済むのは吉。

※:アップグレードとしてトラッパーを迎えているノブラー・ユニットに正面から突撃した敵は、『危険地形判定』を強いられる。


4.流血と栄光
両軍はアーミー編成ポイントの1,000ポイント毎(端数切り上げ)に1点の『士気崩壊ポイント』と、スタンダード1本につき1点、ジェネラルにつき2点の『闘志』をもってゲームを始める。『闘志』が『士気崩壊ポイント』を下回った側は敗北する。
6ターンが終了しても決着が付かない場合、彼我の損害状況によって勝敗を決める。
今回は両軍が2,000ポイント弱の編成なので、『士気崩壊ポイント』は2点。

作戦:
『闘志』を奪うにも『勝利ポイント』を稼ぐにも、結局はモンスター・インファントリー部隊を壊滅させる必要がある。此方に隊列が残っている内に戦闘結果で勝って押し切りたい。
ただ、タイラントとモーンファング・キャバルリーは、殴り合いだけで何とかできると思えない。ウォーマシンにお願いするか。


展開:
●開始前
『先祖代々の恨み(Ancestral Grudge)(※1)(※2)』の結果は『晴らすべき煮え滾る程の恨み(Seething Score to Settle.)』で、自軍の全ての兵が全ての敵兵に対する『憎悪』を得る。
軍旗に刻んだ『シュトロラズ(Strollaz')のルーン(※3)』の効果により『前衛部隊』のルールをもつスレイヤーが前進。

※1:ドワーフは日本語版のアーミーブックが無いので、用語については前の版までに該当(類似)する単語がある場合はそれを当てはめて、無い場合は筆者が適当に訳を付けている。
※2:ドワーフは、アーミーブック『オーク&ゴブリン』と『スケイブン』から選ばれたユニットに対して『憎悪』のルールをもつ。他のアーミーについては、『前衛部隊』の移動前にD6を振り、恨みの程度を決定する。
※3:ドワーフは通常のマジックアイテムの代わりに、プレイヤーが選択したルーンを刻むことでオリジナルのマジックアイテムを作成できる(一応、選択できるマジックアイテムもある)。

●1ターン表
フォト

キャノンがオウガを砲撃して1ダメージ(余り2点)。
オルガン・ガンがモーンファング・キャバルリーを砲撃するも徹らず。

ドワーフの『闘志』:6
オウガキングダムの『闘志』:5

●1ターン裏
『魔力の風判定』によるパワーダイスは12個、ディスペルダイスは6個。
ブッチャー(1)が『アンラヘアの呪い(※1)』をドワーフ・ウォリアー(1)に、『ウィッサンの獣化術(※2)』をノブラー(1)に使用。
ブッチャー(2)が『髄液すすり(※3)』をモーンファング・キャバルリーに、『歯砕き(※4)』をリードベルチャーに使用。『髄液すすり』はディスペルされる。
『血の薄粥(※5)』によりブッチャー(2)に1ダメージ(残り【傷】3)。

※1:対象の接近戦と射撃のヒットロールの出目を-1する。更に、移動可能な全ての地形を『危険な地形』とみなし、D6の1と2で『危険地形判定』に失敗する。ブーストすると射程が伸びる。
※2:対象の【攻】と【耐】を+1する。ブーストすると射程が伸びる。
※3:対象に『鋼鉄の意志』を与える。ブーストすると射程が伸びる。
※4:対象の【耐】を+1する。ブーストすると範囲内の全味方ユニットが対象になる。
※5:『大アゴ様の魔法体系』の特性。D6を振って1を出すと【攻】6ヒットを受け、2〜6だと【傷】1回復と、その後1回のスペル/ディスペル判定に+1。

アイアンブラスターがドワーフ・ウォリアー(2)に炸裂弾を放ち、4体を倒す。
リードベルチャーがクォレラーを砲撃して6体を倒す。

ドワーフの『闘志』:6
オウガキングダムの『闘志』:5

●2ターン表
フォト

ドワーフ・ロードがピストルでノブラー(1)を撃つも当たらず。
クォレラーがリードベルチャーに射撃で1ダメージを与える(余り2点)。
キャノンの砲弾がノブラー(2)の3体を倒す。
オルガン・ガンが砲撃でモーンファング・キャバルリーに5ダメージを与え1体を倒す(余り1点)。『パニックテスト』に失敗したモーンファング・キャバルリーは『逃走』。

ドワーフの『闘志』:6
オウガキングダムの『闘志』:5

●2ターン裏
ノブラー(2)がドワーフ・ウォリアー(1)に、ノブラー(1)がドワーフ・ウォリアー(2)に『突撃』。
サーベルタスク・パックがマスターエンジニアに『突撃』。
オウガがアイアンブレイカーに『突撃』。ドワーフがアイアンブレイカーの持つ軍旗の『鈍重(Slowness)のルーンx2(※)』を使用するも『突撃』は成功。
『再集結テスト』に失敗したモーンファング・キャバルリーが『逃走』。

※:敵の『突撃移動』距離から-D6する。このルーンを2つ刻むと、D6を2個振って大きい方の値が適用される。

『魔力の風判定』によるパワーダイスは6個に『チャネリング』成功で1個追加、ディスペルダイスは3個。
ブッチャー(1)がアイアンブレイカーに『アンラヘアの呪い』を使用し、『解呪(Spellbreaking)のルーン(※)』でディスペルされる。
続いてオウガに使用した『ウィッサンの獣化術』が発動。

※:1回のみ使用可。敵のスペルを自動的にディスペルする。『抗えぬ大魔力』で発動したスペルと、既に発動している『リメインスペル』に対しては使えない。

リードベルチャーの砲撃が6体のスレイヤーを倒す。
アイアンブラスターの放った炸裂弾がオルガン・ガンのクルー3体を倒して全滅させる。

ノブラー(2)の攻撃はドワーフ・ウォリアー(1)に徹らず、同時攻撃で3体を倒される。
ドワーフ・ロードに3体とシールドベアラーに2体を倒されたノブラー(1)の攻撃はドワーフ・ウォリアー(2)に徹らず、反撃(※1)で8体を倒される(※2)。
サーベルタスク・パックがマスターエンジニアに2ダメージを与えて倒す。
『インパクトヒット』で4体、タイラントの攻撃で2体のアイアンブレイカーを倒す。オウガの攻撃は戦果無く、同時攻撃のルーンスミスとアイアンブレイカーから3ダメージを受けて1体が倒れる(余り2点)(※3)。

※1:【敏】は同じだが、ドワーフ・ウォリアー(2)はグレイトウェポン装備なので『常に後手を取る』ルールが適用される。
※2:『戦意喪失テスト』に『狂気の奮戦(1ゾロ)』で成功。
※3:このゲーム中、最後まで『踏み付け攻撃』の存在を忘れていた。

ドワーフの『闘志』:6
オウガキングダムの『闘志』:5

●3ターン表
フォト

スレイヤーがリードベルチャーに『突撃』。

スレイヤーがリードベルチャーに9ダメージを与えて3体を倒し、同時攻撃で1体が倒されて『最期の一撃(Deathblow)(※1)』で1ダメージを与える(余り1点)。『戦意喪失テスト』に失敗したリードベルチャーは『逃走』。これによる『パニックテスト』に失敗したアイアンガットがドワーフから向かって左側に『逃走』。
ドワーフ・ロードが3体とシールドベアラーが1体のノブラー(1)を倒し、ドワーフ・ウォリアー(2)の2体が倒され、反撃で5体を倒す。『戦意喪失テスト』に失敗したノブラーは『逃走』し、『追撃』したウォリアー(2)が『逃走』中のアイアンガットに『突撃』、これを全滅させる。オウガキングダムの『闘志』-1。
ドワーフ・ウォリアー(1)がノブラー(2)の2体を倒し、同時攻撃による損害は無し(※3)。
タイラントに1体を倒されたアイアンブレイカーは、オウガに1ダメージを与え(余り1点)、同時攻撃で2体を倒される。『戦意喪失テスト』に失敗したアイアンブレイカーは『逃走』。ドワーフの『闘志』-1。

※1:接近戦の攻撃や『踏みつけ攻撃』で【傷】を全て失った時点で、ベースが接している相手を攻撃する。これは通常の接近戦攻撃と同様に処理される。
※2:ここに限らず、攻撃はルールで定められた順番で解決しているが、記述が煩雑になる個所についてはユニット毎にまとめて書いてある。
※3:『戦意喪失テスト』に『狂気の奮戦(1ゾロ)』で成功(2回目)。

ドワーフの『闘志』:5
オウガキングダムの『闘志』:4

●3ターン裏
オウガがアイアンブレイカーに『突撃』、アイアンブレイカーは自動的に『逃走』。
リードベルチャーとモーンファング・キャバルリーが『再集結テスト』に成功。
ノブラー(2)が『再集結テスト』に失敗して『逃走』継続。

『魔力の風判定』によるパワーダイスは11個、ディスペルダイスは6個。
ブッチャー(1)がノブラー(1)に『ウィッサンの獣化術』をブーストして使用するもディスペルされる。
ブッチャー(2)が『髄液すすり』をブーストしてノブラー(1)に使用。
『血の薄粥』によりブッチャー(2)が【傷】1を回復(残り【傷】4)。次回のスペル発動判定+1。
ブッチャー(1)がドワーフ・ウォリアー(1)に『アンラヘアの呪い』を使用するも失敗。

アイアンブラスターがドワーフ・ウォリアー(2)に炸裂弾を発射して1体を倒す。

ノブラー(2)の攻撃はドワーフ・ウォリアー(1)に徹らず、同時攻撃で2体を倒される。

ドワーフの『闘志』:5
オウガキングダムの『闘志』:4

●4ターン表
フォト

スレイヤーとドワーフ・ウォリアー(2)がノブラー(2)に『突撃』(※)。
アイアンブレイカーが『再集結テスト』に成功。

※:一応解説すると、ノブラー(2)を倒し切るか『逃走』させれば『行進移動』以上の移動と方向転換を実行できるので、敢えてオーバーキル気味の突撃を実行している。

クォレラーの射撃がリードベルチャーに1ダメージを与え、最後の1体を倒す。
キャノンがオウガを砲撃して、クラッシャー(チャンピオン)に1ダメージ(余り2点)(※)。

※:丁度チャンピオンの位置に着弾したのだが、『閣下、危ない!』のルールを使っていない気がする。

ドワーフ・ロードが2体、シールドベアラーが1体、スレイヤーが7体、ドワーフ・ウォリアー(1)が4体のノブラー(2)を倒し、反撃による損害は無し。ウォリアー(2)が最後の1体を倒し、ノブラー全滅。

ドワーフの『闘志』:5
オウガキングダムの『闘志』:4

●4ターン裏
オウガがアイアンブレイカーに『突撃』。
サーベルタスク・パックがキャノンに『突撃』するも届かず。
ノブラー(1)が『再集結テスト』に失敗して『逃走』、盤外に消える。

『魔力の風判定』によるパワーダイスは9個、ディスペルダイスは5個。
ブッチャー(1)がドワーフ・ウォリアー(2)に使用した『アンラヘアの呪い』が発動。オウガに使用した『ウィッサンの獣化術』はディスペルされる。

アイアンブラスターがドワーフ・ウォリアー(2)に射撃するも当たらず。

クラッシャーが挑んだ一騎討ちをルーンスミスが受け、同時攻撃で互いに1ダメージを受ける(両者残り【傷】1)。
『インパクトヒット』で2体、タイラントが2体、オウガが3体のアイアンブレイカーを倒し、同時攻撃による損害は無し。残ったルーンスミスは『戦意喪失テスト』に失敗して『逃走』、そのまま盤外に消える。

ドワーフの『闘志』:5
オウガキングダムの『闘志』:4

●5ターン表
フォト

ドワーフ・ウォリアー(1)がオウガに、ドワーフ・ウォリアー(2)がサーベルタスク・パックに、スレイヤーがモーンファング・キャバルリーに『突撃』するも全て届かず。

キャノンがオウガを砲撃するも届かず。
クォレラーがモーンファング・キャバルリーを射撃するも当たらず。

ドワーフの『闘志』:5
オウガキングダムの『闘志』:4

●5ターン裏
サーベルタスク・パックがキャノンに『突撃』。
オウガがドワーフ・ウォリアー(1)に『突撃』するも届かず。
モーンファング・キャバルリーがドワーフ・ウォリアー(2)の背面に『突撃』。

『魔力の風判定』によるパワーダイスは8個、ディスペルダイスは5個。
ブッチャー(1)がモーンファング・キャバルリーに『ウィッサンの獣化術』を使用するもディスペルされる。
ブッチャー(2)がモーンファング・キャバルリーに使用した『髄液すすり』は成功。
『血の薄粥』によりブッチャー(2)の次回のスペル発動判定+1。

アイアンブラスターがスレイヤーに炸裂弾を放つもミスファイア。『アイアンブラスターのミスファイア表』の結果は『グラグラ』で、スキャッターダイスに従ってランダムに向きを変える。

モーンファング・キャバルリーが『インパクトヒット』でドワーフ・ウォリアー(2)の2体を倒し、ドワーフ・ロードに3ダメージを受けて1騎を失い(余り1点)、攻撃でウォリアー(2)を2体倒す。反撃による損害は無し。オウガキングダムの『闘志』-1。
サーベルタスク・パックがキャノン・クルー3体を倒して全滅させる。

ドワーフの『闘志』:5
オウガキングダムの『闘志』:3

●6ターン表
フォト

スレイヤーがモーンファング・キャバルリーの側面に『突撃』。
ドワーフ・ウォリアー(1)がオウガに『突撃』。

クォレラーがブッチャー(1)に射撃するも当たらず。

ドワーフ・ロードとシールドベアラーの攻撃はクラッシャー(モーンファング・キャバルリー・チャンピオン)に弾かれてドワーフ・ウォリアー(2)の1体が倒される。スレイヤーが1ダメージを与えてクラッシャーを倒し、モーンファング・キャバルリー全滅。
タイラントに2体を倒されたドワーフ・ウォリアー(1)はオウガに4ダメージを与えて2体を倒し(余り0点)、敵の同時攻撃による損害は無し。

ドワーフの『闘志』:5
オウガキングダムの『闘志』:3

●6ターン裏
『魔力の風判定』によるパワーダイスは10個、ディスペルダイスは6個。
ブッチャー(1)がオウガに『ウィッサンの獣化術』を使用するもディスペルされる。
ブッチャー(2)がオウガに使用した『歯砕き』は成功。『血の薄粥』によりブッチャー(2)の次回のスペル発動判定+1。
ブッチャー(1)がドワーフ・ウォリアー(2)に使用した『アンラヘアの呪い』が発動。

アイアンブラスターが炸裂弾を放って2体のスレイヤーを倒す。

タイラントが2体、オウガが1体のドワーフ・ウォリアー(1)を倒し、1ダメージを受ける(余り2)。『戦意喪失テスト』に失敗して『逃走』したウォリアーを『追撃』したオウガが追い付いて全滅させる。ドワーフの『闘志』-1。

ドワーフの『闘志』:4
オウガキングダムの『闘志』:3

フォト

ここでゲーム終了。


結果:引き分け
『士気崩壊』で決着が付かずに『勝利ポイント』を比較したところ、ドワーフが編成時の半分強、オウガが半分弱のポイントを失うという接戦だった。


雑感:
今回いい勝負っぽく終わった理由の最たるものは、多分アイアンガットが何もできずに消えた事だろう。で、その理由は主にノブラーが『戦意喪失テスト』に(無駄に)成功して踏み止まった事による。
そして、スレイヤーが前進を1ターン躊躇っていなくても、2部隊のノブラーのどちらか一方でも先に『逃走』していても、地獄のピタゴラスイッチは成立しなかったのである。
戦術を考えるのはゲームの醍醐味だが、どれだけ真面目に考えても、良くも悪くも、裏切られる時はあっさり裏切られるのが難しいところであり、楽しいところでもある。まあ、創作・現実を問わず、指揮官の作戦を台無しにしたり、失策を補ったりする部下は登場するので、これはこれでリアルなのかも知れない。

課題としては、サーベルタスク・パックにウォーマシンを蹂躙されてしまった事だろうか。ただ、ドワーフだとこういう相手をあしらうのに適したユニットが、ジャイロコプターしか居ない。一応持ってはいるのだが、決定力は無いし、接近戦能力はお察しなので突撃して足止めも出来ないし、それでいて結構ポイントは食うので、あまり編制に組み込む気になれない。
古いルールだと、マスターエンジニアがウォーマシンに『合流』 できたので、ルーンで強化して用心棒をさせるという手もあったのだが、8版ではそれもできない。
…やはり漢の浪漫『自爆(Immolation)のマスタールーン(※)』しかないか。

※:接近戦の終了時に起動を選択するか、接近戦で全ての【傷】を失った時に自動で発動。爆発して接近戦中の敵ユニットに2D6回の【攻】4ヒットを与える。言うまでも無いが、接近戦にならなければ完全にポイント(30点)の無駄である。

もう少しウォーマシンが活躍してくれていたら、その後やられたにしても仕方が無いと思えるのだが、今回とてもポイントに見合う働きをしたとは思えない。FBの醍醐味が隊列の衝突だとは言え、他のアーミーはともかく、ドワーフではウォーマシンは主要兵種なので、戦力としてあてにできない様では、ゲームとしても、ドワーフのロールプレイとしても困る(※)。ルールで決まっている以上、結局はそういうものとして割り切るしか無いのは、分かってはいるのだが…割り切れないなぁ…。

※『匠(Forging)のルーン』を刻んでやっとアーティラリーダイス振り直しって、ドワーフの技術ってその程度?と思ってしまう。
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