昔やった仕事を思い出し、そこにいた従業員二人が今いないことに愕然とする。
家族経営の小さい会社を引き継ぎ、そして他人様を雇用したのも随分昔の話になった。
一人目、「足場の組み立て等作業主任者」「小型移動式クレーン運転技能講習」などを受講させてようやく仕事が出来るようになってきたと思ったら辞められてしまった。
二人目、めきめきと力をつけ、溶接のスキルを向上させて若手の育成にまで頑張ってくれて、ついに我が右腕とまで恃むようになったが今年初めに病死。
三人目、所属する集団の運気を吸収して自分のパチンコの運気に変換する能力者、彼が来た瞬間に仕事が無くなって彼はパチンコ勝ちまくり、なんとか辞めてもらったら仕事回復。働かない人に給料を払ったので約三百万円の損害。
四人目、大酒飲みで通風持ち。当初は泣き言も多かったが今は主力となって頑張ってくれている。
五人目、体温調整能力が低くて寒暖に弱い。それでも頑張ってくれている。
六人目、今月加入。なんと御両親が私より年下、大事な若者をしっかり育成せねば。
鉄工建設業としてたくさんの技能講習が必要なわけで、毎度やってきたわけだが結構無駄になっていて泣きそう。
それでもまた若者に、とりあえず溶接を教えてみた。若者が希望を持てるようにしっかりと給料を払っていきたいものだ。
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