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2022年07月02日15:56

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『LOOSER2022』 2022年60作目 ☆☆☆☆ イオンシネマ名取

『LOOSER2022』 2022年60作目 ☆☆☆☆ イオンシネマ名取
https://www.teamnacs.com/stage.php

 2004年に上演されたTEAM NACSの舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム』を、2022年にTEAM NACS旗揚げ25周年記念として舞台を基に撮影し、撮影したものを舞台挨拶付きで劇場公開したものを観ました。
 ややこしいのですが、「舞台を劇場公開用に一部変更して撮影した」ので舞台ではありません。
 実際、舞台チックではありましたがセットでの撮影の他に屋外撮影もあったし、カメラワークや特効も入っていたので映画です(ややこしいので年間ランキングの対象からは外しますけど)。

 舞台挨拶は、「目と目の間は離れていても、アナタの心は離さない」でお馴染みの音尾琢真さん。
 MC無しで舞台挨拶されて、本編と同じぐらい楽しかったです。

 メインの舞台の方は、「チケットが取れない伝説の舞台」だけあって、大変面白かったです。
 主人公は戸次重幸さん演じるシゲ。40過ぎても売れない俳優のシゲが突然幕末にタイムスリップ。
 幕末の京都で新選組の幹部になっているシゲは、幕末の有名人達に次々と合い、討幕派と佐幕派の争いに巻き込まれ…そこに坂本龍馬が現れる。
 が、坂本龍馬もシゲと同じく未来から来た人、しかもシゲより未来から来ていて明確に「日本を作り直す」と歴史を変えようとする…

 滅茶苦茶良かったっす。
 タイムスリップもので幕末ものなだけじゃなくて、SFでもあって、脚本が凄く練りこまれてた。
 結末の後に「おまけのオチ」まであったし。

 芸達者なTEAM NACSだけあって、皆、芝居が上手い。
 主人公の戸次重幸さんは当然なんだけど、坂本龍馬を演じたご存知、大泉洋も凄かった。
 「羽織を裏返すと別人になる」設定が斬新で、シゲも坂本龍馬も上手く「表と裏」を使い分けてた。
 onちゃんこと安田顕さんは芹沢鴨を演じていたんだけど、芹沢の悪人の数々が「こう云われてますが、じつはこうなんです」の連発で面白かった。

 チケットが取れないんのが納得の面白さなんだけど、舞台で観たかった。

 MC無しで自分で司会進行も務めた音尾琢真さんの舞台挨拶も面白かったです。
 『LOOSER2022』の思い出だけじゃなくて、質問に答えるコーナーもあったんで小栗旬さんとの近況とかも聞けて楽しかったです。


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