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2022年07月01日08:43

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【風佳】タケの月のご挨拶(2022/07/01)


早くも梅雨明け、夏に向けて暑さが一気に加速しているようなこの頃ですが、皆さまにはお元氣にお過ごしでしょうか。

田んぼに植えられた稲たちも、随分とたくましく育ち、畑では夏野菜が元気に育っています。

--*--*--

さて、今年は樹木についてお伝えしています。
身近な木を楽しんでいただければ幸いです。
(『草木花の歳時記−四季花ごよみ』『いけばな花材大事典』他、引用・参照)

■7月:タケ■

タケはイネ科に属していますが、独立させてタケ科とする人もあります。
タケは北米、ヨーロッパ、オーストラリアを除く、ほとんどの地域に自生しており、とくにアジアでは、古く方人々の生活と深く関わり合ってきました。
タケの仲間は熱帯地方を中心に、約40属600種が知られており、これらを総称してタケ類と言っています。
日本では観賞用に庭園などに植えられることも多いです。

一年中、緑の葉に覆われているように見えますが、実は落葉と新葉の開出が同時に行われています。
一般の草木とは逆に、3〜4月頃、葉が黄変し始め、初夏に新葉が出ると古い葉が枯れ落ち、秋にはみずみずしい姿となります。

他のほとんどの植物とは対照的に、タケは筍(タケノコ)の生長した秋になると緑色濃くなり、繁茂します。これを「竹の春」と呼びます。
筍のできる春から初夏には養分を奪われた親竹は色あせ、葉を落とします。これが「竹の秋」です。

タケ類はめったに開花しませんが、開花のときは竹藪全体が一斉に開花し、数年にわたって持っている全栄養を消費し、やがて全部が枯れます。
開花の周期ははっきりしたことはわかりませんが、日本のマダケやハチクでは、60年または120年目と考えられています。
一度に全部枯死しても、地下茎は生きているので、また新しいタケが育ちます。

タケの利用の歴史も古く、すでに奈良時代に武器、楽器、食器、文房具、家具、燃料などに使われていたことが、文献や遺品によって知られています。
また、農具や漁具などには欠かせない材料でした。
現在でも傘、すだれ、籠、ざる、ちょうちん、筆、扇子、串、箸、竿、竹垣、花器などに用いられています。
食用としても、ハチク、マダケ、モウソウチクなどのタケノコが4月から初夏まで食卓をにぎわしています。

タケの薬効についても、漢方ではいろいろに利用されています。
主にハチクを用いますが、他の種類でも効果は等しいと思われています。
鎮静、解毒、鎮咳や、声がれやぜんそく、不眠症にも効くといわれています。

松竹梅などと言われ、節目のあるところから、世を継ぐなどともいって、祝儀の座敷などに使われるおめでたいものとされています。

--*--*--

タケノコが生長し、少年期や青年期を思わせるようにスッと育っている竹が、あちこちに見られます。

これからますます暑さが増していきますが、熱中症などにはくれぐれもお気をつけくださいね。
どうぞ、御身にご留意いただきながら、お過ごしください。

皆さまにお会いできることを心より楽しみに、ご連絡をお待ちしています。

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