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2022年06月23日17:44

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カエル日記【その7】

わたくし決心しました。
イエアメガエルのケロちゃんに、強制給餌をすると。
ケロちゃんはただ食べないだけじゃなくて最近とみに衰弱している感じで、動きはおっとりを通り越して鈍いし、餌のコオロギを口の前に持って行っても食べることができない。
数日前までは一応食べる気持ちがあるらしく、口をパクパクさせていたのですが(でも口を開くだけで餌が口に入らない)、昨日あたりからそれすらせず、パク・・・と弱々しく小さく口を開くだけ。
来たばかりの頃は観葉植物に登って水槽の天井近くから顔を出したりしていたのですが、今はお風呂(水を溜めた容器)に入りっぱなしで、しかも姿勢があまりにぐったりしているので、マサが「死んでるかと思った」と言う始末。

私はケロちゃんのことを思うとそれはもう胸が潰れるかと思うくらい心配で、どうにかしようと思ってネットで調べて、強制的に餌を食べさせる方法があることを知りました。
カエルが餌を食べなくて困っている人というのは世の中に結構いるみたいで、調べると、実践しておられる方が沢山います。
動画も見ました。一人では難しそうだけどマサが手伝ってくれるならできるかもしれない。やるしかない。
ケロちゃんが比較的目を覚ましていることの多い夜に決行します。

夜。
まずはニホンアマガエルのピョン吉に餌をやります。
前回、飼育ケース内にコオロギをばら撒いたら、コオロギが流木の陰に隠れてしまって食べさせるのに苦労したので、2回目の今回は「餌やりケース」(ケロちゃんに餌をやるときに入れる空の飼育ケース)にピョン吉を入れて食べさせることにします。
コオロギのSサイズを4匹、カルシウムとビタミンの粉まみれにしてケースに放り込み、そこにピョン吉を入れようとしたのですが・・・夜になって活発になっているピョン吉が大暴れ。
これ幸いと逃げ出そうとするので、なんとか捕まえて餌のケースに入れて蓋をすると、それでもそこから逃げ出そうとするピョン吉。コオロギなど眼中にない。
しかし、天井近くに吸盤でへばりついていたピョン吉がアタックに失敗して地面に落ちると、そこでコオロギ発見!素早く食べました。
そんなことを4回繰り返して完食。次回からピョン吉への餌やりは、比較的動きの鈍い昼間にやろうかと思います。

そしていよいよケロちゃんの番です。
マサがケロちゃんの体をタオルにくるんで、暴れないよう腕をおさえてくれます。
そこへ私が、斜めにカットした柔らかいチューブ(熱帯魚のエアレーションに使うチューブがいいとのことだったのですが、ないので似たようなもので代用)の先端をそっと口の脇に押し込みます。
驚いたケロちゃん、口をパクッと開きました。今だ!粉まみれのコオロギを放り込みます。
そのままチューブを抜いて様子を見ます。書くと簡単ですが、吐き出そうと暴れたり口を途中で閉じてしまってコオロギが口からはみ出てどうしようもなかったり、吐き出してしまったのでやり直したり、大変でした。
観察していて、飲み込んだ!という動きを見せてもまだ口の中に残っていることがあったので、2時間ほど触らずそっとしておきました。なんとか、うまく行ったみたい。静かに飼育ケースに戻しました。

今朝起きて見に行くと、若干ですが動いた形跡がありました。一週間様子を見て、場合によってはまた強制給餌をせねば。
押さえつけて無理やり食べさせるのはかわいそうです。
なんとか、自力で食べるようになってほしいなと思います。
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