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2022年06月23日03:12

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海外で地元最高!の反省

初めて大麻を吸ったのはタイのサムイ島。1992年だったかな。ビッグブッダが見える所だったからブッダスティックが易々と手に入った、ということもなく、不良外国人の輪に入って夜のビーチでジョイントを回し飲み。

聴覚が鋭敏になって波の音が左から右に走っていくのが分かるとか、音楽の意味が急に理解出来てしまうとか、まあ人生経験ですよね。

そこまではいい。いやよくないか。

就職浪人して(親に就職活動を妨害されて就活用のスーツをこっそり買ったとか、色々あったけど話がずれるのでまた今度)25歳の時に関東某県某市役所に採用された。誕生日が4月30日なので入庁してすぐ26歳になったので新卒同期と比べたらかなり年上だったけど晴れて給与所得者に。

その年ネパールに飛んで大麻吸ってたのは今思うと問題。ハシシをほぐしてジョイントに詰めたような記憶があります。公務員やりながらバックパッカーもやってたんですね。「地球の歩き方ネパール」の上にハシシを置いてビクトリアノックスのナイフでほぐしていたら本の表紙がグサグサになったけど、当時はみんなそんな感じ?

また次の年はやはりサムイ島に行って吸ってた。有給休暇で。また次の年もサムイ島。別に大麻目的の旅でもないけど、当時は脱法地帯でしたね。サムイ島も開発が進んで家族連れの観光客が増えたらなんとなく吸いづらくなって全く吸わずに日本に帰ってくることもあったけど、今考えても公務員が大麻吸引というのは極悪。

常識的にはとんでもない話なんだけど、東京から地方都市に行くと狭苦しくて辛い。みんな東京に行く理由を痛感しました。盛り場で飲み歩いていると向こうから上機嫌の課長がやってきて「やータカハシくん、飲んでるかね」と声をかけられてしまう。

キャバクラというところに社会人になって初めて行ったらキャバ嬢がみんな地元ヤンキーで「あれ?」となりました。当時東京はヤンキーが居なくてチーマー全盛だったから。

職場もほとんど地元出身者で方言が理解出来ない。そしてうつ病を発症。日本では大麻を吸わず(というか日本では吸う気にならなかった)精神科で抗鬱剤と睡眠薬を処方してもらっていました。田舎最低。渋谷のクラブで夜明かしすることもあったと書くとますます不良みたいだけど、当時の遊び友達はまじめな社会人ばかり。

職場も人事異動の度に仕事内容と人間関係が変わる。大卒職員で何らかの専門的知識を持つと嫌われる。私の場合タイ語と英語が出来たけど、何故か英語が出来る部分で上司に嫌われてました。司法書士の勉強をしている人もいじめられてた記憶が。

大麻吸引でうつが治る、または改善されるかというと別に無かった。嗜好用と医療用はまた違うと思うし、職場の歪みまでは治せない。

普通に酒飲んで友達とイベントに行くとか、話し込むとか、書いてみると他愛も無いことが癒しになった。年の差や性別は特に気にせず遊んでいたけど、当時の遊び友達、特に年下の人達に対して気持ちを察してあげるとか、気持ちを汲んであげるとか出来てなかったのがいまだに後悔。病んでしまうと自分に向かい合ってしまう分、他人のことを思いやってあげれなくなる。

うつ病が悪化して療養休暇を繰り返し取るようになり、7年奉職して退職。退職金でタイ・マレーシアに行き、マレーシアでインド系ムスリムのお巡りさんと友達になったら彼のいとこたちがいまで言う半グレで大麻を密売していた。

マレーシアは麻薬取締法は厳しいけどインド系の人達は普通に吸っていた。特にムスリムは酒を飲めない代わりに、というノリ。それまでも数年禁煙していたけど、私もインド系ムスリム半グレ君達に混じってタダでジョイント吸っていた。これまで吸っていたタイの大麻はなんだったんだというまろやかさでしたね。

半グレの街なんで女性と外国人観光客がきれいさっぱり寄り付かないのはさすがに気になった。これでいいんだろうか。いや、ダメでしょ。

それ以降、大麻はすっぱり禁煙。「法律で禁止するから犯罪組織の資金源になる」というのは理屈で、多分合法化しても犯罪組織の資金源になります。私はたとえ日本で嗜好用大麻が合法化されても人に勧めません。

はまってしまった人がいたら、「それもいいけどさ、言いたいことあったら聞いてあげるよ」という人間のほうがピースなバイヴ出してない?

やってた時ピースなバイヴを全く出してなかった私が言うのだから間違いありません。
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