mixiユーザー(id:2244496)

2022年06月15日02:18

113 view

大麻オーバードースで男性51歳死亡

mixiのニュースに上がっていないので勝手に書くが、タイで医療目的での大麻栽培が解禁された6月9日以降、バンコクだけで4人が大麻吸引で入院し、その中のひとりである男性51歳が心不全で死亡したという。バンコク都知事のチャチャート氏は懸念を表明し、「学校に大麻が入ってこないように、子供に近づけないようにしないといけない」とコメント。

Twitterのタイトレンドは毎日見ているが、「大麻解禁」が上位に来たことは一度も無い。若年層が多いタイ人Twitterユーザーにクーデター政権側の利権獲得が喜ばれることはなく、むしろ前述のような事件が多発しているので不安を表明する声も少なくない。

医療大麻解禁には食品や飲料、そして化粧品の原料に大麻を使用することの合法化も含まれるのだが、米や麦にアレルギー反応を示す人がいるのと同じように、大麻にもアレルギー反応を示す人がいる。前述の男性51歳はタイ語報道で「死因は大麻のオーバードース」とされたが、大麻に詳しい人なら「煙草より毒性ははるかに低いはずなのに」と首を傾げるかもしれない。ただ、既往症のある人が吸引した場合のリスクは私も聞いたことがない。そして例えば大麻入りクッキーなど児童に食べさせていいのだろうか。

日本でも話題になっている「タイの大麻解禁」だが、1月26日にタイ下院に大麻ヘンプ法案が提出されたものの、細かいところはこれから死体の山を乗り越えて決めていこうというマイペンライなタイスタイル。喜んでいるのは日本のラスタファリおじさんやニューエイジ反原発ねえちゃん(反論されたら『うっせえカス』で返すよ)のみ。

「大麻先進国タイ!相対的に日本の後進性が明らかになっていくよね」みたいな意見もあるが、先進国って進んだ国のことじゃないのかな。

政治的に不安定で経済的にも低迷している国で欧米人や日本人が「自由」を感じることはある。そういう国は金があればなんとかなるから。

私は33歳の時に大麻は禁煙している。煙草も禁煙7年目。大麻吸引は未経験の人が心配するほど危険なものではないし、中毒性も酒や煙草より低いことは理解している。ただ、はまると「どうして自分は今を生きているんだろう」的な抽象的な考えに憑りつかれ、働くのが馬鹿馬鹿しくなったり悟りの境地を目指したりと客観的に見れば変な人になる。芸術家やミュージシャンならそれでもいいかもしれない。でも彼等みたいに天才じゃない人はどうなるんだろう。

人生一度きり、太く短くはいいけど自分から短くすることもないよね。ではよいトリップを、と書いてみる。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する