「ちむどんどん」観ています/全仏R3 Aryna Sabalenka vs Camila Giorgi /もう、日本はずっと斜陽産業

漸く、土曜日3hぐらいの仕事量で
収まってくるようになってきました。


■「ちむどんどん」観ています
沖縄返還50周年記念。

しっかり返還のタイミングでの
起こったことをわかりやすく伝えつつ、
非常に重たくなりがちな苦労話の連続を
実に軽快なタッチで、
とても見やすいドラマです。

まず、三浦大知さんの「燦燦」が良い。

そして、圧倒的なキャスト陣。
特に女性陣が本当に光って凄い。

お母さんである仲間由紀恵さんがもう凄い。

そして、
「麒麟が来る」の川口春奈さん、
「いだてん」の上白石萌歌さん、
そして、「アシガール」の主人公であり、
本作ヒロインの黒島結菜さん。

全員、主役級というのも
NHKの沖縄に対する最大限のレスペクトでもあり、
そして、もう、皆、演技上手くて･･･。

毎週、じーんとして涙出ちゃいます。

なぜかネットでボロクソに叩かれていますが、
少なくともアラフィフのオヤジには
その誹謗中傷は届きません。

大森南朋さん演じる
死んじゃったオヤジの存在が
もう、感情移入しちゃって、
刺さりまくっていますから。

ぜひ最後まで走り抜けてもらいたいです。


■全仏R3 Aryna Sabalenka vs Camila Giorgi
全仏、しばしば見ています。
ロシアとベラルーシの選手が、
全128ドロー中、10人。
「国籍不明」扱い。

1位のシウォンテック選手を始め、
黄色とブルーのリボンを
服の一部に付けて試合に臨んでいます。

昨年優勝のクレイチコワ選手が一回戦負け。
トップ選手に居続ける難しさも
ちょっと出ています。

それにしても、
WOWOWはつまらない試合ばかり流し、
解説もひどいので、いつ止めるか･･。
面白い試合は全て海外の配信･･･。

その中で、もちろんWOWOWでやらなかった
全仏3回戦の激アツの試合がありました。

「サバレンカvsジョルジ」

もう、わかっている人はわかります。

全力「バコラー」同士の、
激アツ対決。

結果は、
4-6、6-1、6-0で、何と、
ジョルジが完勝しました。

サバレンカと言えば、
ダブルスで全豪、全米で優勝し、
シングルスでも最高ランク2位の
24歳ですから、
今も決して調子悪くありません。

で、両者、クレーなのに
サーブ、フォアハンド、バックハンド、
全くループボールもスライスも無く、
まるでハードコートのように両者で
ぶったたきまくっていました。

あれだけコートを左右に振って、
それでもほぼ全球ぶったたけるのですから、
両者、凄い技術ですし、この試合に限っては
粗さは殆ど無く、もう、エースか、
打たされてミスるかの、文字通りの
「打ち合い」。

非常に全仏らしくない、
面白い試合でした。

ジョルジ初の4回戦。
もう30歳。
彼女のプレースタイルが好きな人は
沢山います。
ベスト8ぐらいまで上がってほしいですね。


■もう、日本はずっと斜陽産業
日本語で入手可能な情報は酷い。

・凄く少ない
・かなり間違っている

例えば、Wikipedia。
先ほどのジョルジ選手。

「カミラ・ジョルジ」
全仏 ベスト4（2022）

「Camila Giorgi」
French Open　4R (2022)

どっちが正しいかは自明･･･。

仕事上で情報を調べるときも、
全く同じ現象が散見されます。

例えば、日本市場や経済においても、
「市場の見通し」
「サービスの最新事情」という、
最初の情報でさえ、
あらゆるジャンルにおいて、
英語ソースの方がよっぽど充実している。

例えば、電気自動車。

「日本の電気自動車市場」
「Japanese EV market」
と検索すれば、
その差は一発でわかります。

なぜ、こうなのか。

それは、
「日本人の無料信仰」
の弊害。

「情報はちゃんと分析し、
将来を推計することに、
価値があり、対価が発生する。」

そういう市場がいつまでも育たないのは、
ユーザーである日本企業が一番悪い。

ちゃんと勉強し、
世の中の方向性に光を当てる
大学院生やポスドクに、
高い処遇を発生させること。

そういう市場や動画に関心を持つこと。

それが
「日本の国力」。

Youtubeも日本語で検索すると、
・大したことのない料理人の勝手なレシピ
・勝手に劇場を作って垂れ流す話
ばっかり。

政治家が馬鹿みたいに、
・労働者に金ばらまけー
・最低賃金あげろー
という、働かない人に
広くばらまく宗教より、
もっと真剣に、この情報社会で
「日本と日本語ヤバいよ」
と考えないとなぁ･･･。

いや、手っ取り早いのは
英語を勉強することですね。