人生には、
「やりたいこと」、
「やらねばならないこと」、
「やらねばならないけどやりたくないこと」、
・・・いろいろある。
歳を重ねるごとに、
「やりたいけど、やれていないこと」が増えた。
そして、
「やりたくないこと」に時間を費やすことも増えた。
この時期は毎日のように草払いしている。
仕事は仕事なりに楽しめるが、「本当にしたいこと」をする時間が減った。
読書や映画を観る時間は減らしたくないものだ。
周りの人も似たような人生を生きている。
月イチで開催する予定だった映画会・・・
・・・半年もできていなかった(苦笑)。
それでも、忙しい合間をぬって集まってくれたメンバーには感謝したい。
今回は「ビリギャル」を観た。
どん底から這い上がる意志の力と、
家庭や学校の教育の在り方を考えさせられる作品だ。
価値観の多様化が進み、個人の自由が尊重されすぎる昨今、
教育や人間関係は困難の極みだ。
ただ、何事も基本は「自己責任の原則」で、自分の波長が環境を引き寄せているという話になったのは良かったと思う。
メンバーの中には「率先垂範」という言葉を知らない人がいた。
「自分の生き方で手本を示す」という考えを持たないと、言葉だけで導くのは無理だろう。
教育が崩壊しているのも、親や教師に「学徳」という名の徳力が失われていることが大きいと思う。
大人が飲んだくれてゲームやテレビに時間を費やしているようでは、子供に目指すべき理想を示すことはできない。
尊いもののために努力・精進するなかに全てを善導する精神波動が生まれる。
自分の出している精神波動、雰囲気が如何なるものか。
これを客観視し、コントロールすることが人生の幸・不幸を分けるカギとなる。
自分自身、全てに満足はできていないが、人間関係には恵まれたと思う。
こうして映画を見ながら人生観を語れる仲間は、人生の宝物である。
ログインしてコメントを確認・投稿する