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2022年05月26日10:59

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知るmanガイド北海道と帯広YH領収書

【本日記はユースホステル(YH)関連のオタネタです。予めご了承下さい。】

過日私の個人サイト「懐古趣味で何が悪い!」のご訪問者様から「知るmanガイド北海道」と「帯広YH」の貴重なお写真を頂きましたのでmixiでもご紹介させて頂きます。

まず「知るmanガイド北海道」とは北海道のYHに置かれていた(販売、閲覧)北海道のYH及び観光ガイドブックです。

「知るman」の意味ですが、これはドイツ人のリヒアルト・シルマン氏の名前から来ています。
この人が世界で初めてYH運動を行った人だからです。若者が低予算で自由に様々な経験が出来る旅が出来るように、という思想の運動です。


添付写真には一部抜粋のページが乗っていますが、通常のYHハンドブックは単にYHへの地図や連絡先、料金などが書かれているだけですが、知るmanガイドでは付近の詳細な観光情報も出ています。

私は買ったことはありませんが、何度もあちこちのYHで手に取って旅行の参考にさせていただきました。

この本の詳細を調べようとネット検索しても「ほぼ」出て来ないのです。
せいぜい「こういうのがあった・・」くらいでした。

発行元などはYH協会でしょうか? ちょっと分からないというか覚えていません。
少なくても過日ご紹介した「とらべるまん」のような個人(友人有志?)の発行ではないようですね。スポンサーも付いていますし。

さすがに今は知るmanガイドは発行されてはいないと思いますが、実は1970〜1990年前半くらいまではYHを泊まり歩いている連中が共同で出したガイドブックが無数にあったのです。

恐らくきちんと販売されたものは「とらべるまん」と「知るmanガイド」くらいだと思いますが、口コミで「送料だけで良い」とか「1冊500円+送料」程度で販売されていたものはありました。おそらく全国各地であったと思います。

実は私も北海道のYHでそういう物を作ろうとしている人に協力をお願いされたこともありました。

途中まで作られた本は見たのですが完全に「とらべるまん」を意識した物凄い詳細の手書きで、私も面白そうなので知っている知識を出しましょうということで乗り掛けたのですが、私以前にその方が持っている情報に限界を感じ、いつになったら出来るかわからなくなってしまったので途中で立ち消えになりました。

恐らくこういうパターンも無数にあった事でしょう。

違う言い方をすればYHやバックパッカー全盛時代は多くの人がそれほど自由気ままな旅を愛していた時期と言えると思います。


それと添付写真の帯広YHの領収書ですが、日付は入っていないのですが恐らく1985〜1987年頃のようです。

帯広YHは残念ながら閉館し、建物もホテルや会社などに使われた後に解体されてしまいましたが、私も数えきれないほど泊った思い出深いYHでした。
とにかく帯広駅から徒歩数分圏なので朝早い列車にも便利でした。

領収書にある「あかしや」、「はまなす」という名前の部屋にも何度も泊まったことを覚えています。記載にあるように3階であったことも直ぐに思い出しました。

とにかく全て懐かしい、素晴らしい青春の1ページでした。

本日記の関連記事を以下に詳細で書いていますのでよろしければご覧ください。
線路脇での帯広YHの見送り風景など懐かしい写真も見ることが出来ます。

https://tinyurl.com/mr25m6zm


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