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2022年05月23日04:21

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白井聡さん しんぶん赤旗日曜版のインタビューに答える

2020年にユーミンこと松任谷由実に対し暴言を自身のフェイスブックページで吐いた白井聡さんがしんぶん赤旗のインタビューに答えていました。(2020年8月30日号日曜版)
白井さんは「日本共産党の活躍の場と責任がこれからはますます大きくなってくる」と発言し、更に日本共産党の候補者応援にまで駆けつけています。(このことから白井さんが日本共産党を支持していることが伺えます。)
白井さんが資本主義や安倍政権の問題を訴えるのは良いがしかし、大学に於いて自身の担当している講義で自身のスタンスを学生に押し付けたり、「安倍総理(当時)は辞めろ」と言うなど安倍元総理に対する憎悪だけでなく、安倍政権や自民党を支持する有権者にまでそれが込められていると感じました。また「ネトウヨ」だけでなく、自身のスタンスに反対するものも蔑視し、憎悪していることも気になりました。
白井さんが「社会の公正さ取り戻そう」と訴えるならば、自身とはスタンスの異なる多くの人々を蔑むことなく仲間として受け入れ行動することが大切だと感じました。

腐敗と傲慢の安倍政権 もやは末期的…社会の公正さ取り戻そう
 インタビューシリーズ「コロナと私たち」。政治・社会の問題で積極的に発信を続ける政治学者の白井聡さん(京都精華大学教員)に、新型コロナウイルス感染症が浮き彫りにした資本主義や安倍政権の問題について聞きました。(田中倫夫記者)

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で、感染症が人間にとって脅威であることを、あらためて思い知らされました。
 感染症の歴史で、人間の力で撲滅できたのは天然痘だけです。あとはなんとなく静まったというものが多く、なぜ静まったのかもよくわからない。逆にこの半世紀ほどをみても、エボラ出血熱、SARS(重症急性呼吸器症候群)、新型インフルエンザ、MARS(中東呼吸器症候群)など新たな感染症が頻発しています。われわれが感染症について知っていることはわずかです。

●人間が起こした
 問題の根っこには、「南北問題」など世界の格差・不平等があります。発展途上国で多国籍企業などが乱開発をし、先進資本主義国が搾取をする。手つかずの自然に人の手が入り、自然環境が破壊され、″眠っていたウイルス″が人間社会に出てきてしまう。先進資本主義国が、感染症の多発を引き起こしているようなものです。多国籍企業の乱開発などから生まれた感染症が、しっペ返しのように先進資本主義国の大都市に広がっています。
 しかも感染症は、人間に平等に襲いかかるかというと、そうではありません。アメリカの「BLACK LIVES MATTER」(黒人の命は大事だ)という運動があれだけ大きくなったのは、コロナによる死亡率が黒人など有色人種の方が高いからです。劣悪な医療環境、不健康な生活など、格差・不平等がコロナによって可視化され、拡大されています。それへの怒りに警官による黒人殺害事件を契機に火がついたと思っています。
 感染拡大のもとでもテレワークで感染リスクを軽減できる人と、リスクを承知で仕事に行かないとならない人がいます。従前からあった格差が、コロナのもと命の問題として極大化しています。

●″若者はバカ″ な社会を望む支配者
 なかでもぼくがひどいと思うのは「持続化給付金」の問題です。電通が間に入って100億円以上も「中抜き」している。もともと受注した「協議会」に「実態がない」とメディアに指摘されると、一晩で「実態ある」とする場所を作ってメディアに披露する。とんでもないスキャンダルですよ。「モリ・カケ・サクラ」の疑惑もそうですが、社会の公正さが、安倍政権の8年近くでいかに失われてきたかを証明しています。
 安倍政権下で育ってきた世代、アベ・ジェネレーションは、いったいどのようなモラルを持つようになるかが心配です。自民党はこれまで若者を「B層」(下層)と位置付けてきました。麻生太郎財務相などは「新聞読まない人は全部自民党支持」と豪語しました。
 若い者は全員バカでいい』と思っているように見えます。次代を背負う若者をそういうふうにみている国に未来などあり)ません。

●「資本論」武器に
 ぼくは授業や勉強会などで、学生たちにはっきり言っています。「君たちは支配者から、徹底的にバカにされている」「政治に無関心でいてくれたら俺たちは安泰だと思われている」......。
 最近、『武器としての「資本論」』という本を出しました。学生に読んでもらえるように、分かりやすく、「寅さん映画と労働者階級」とか、「銀座の小学校のブランド制服」とか、誰にとっても身近なエピソードも入れました。
 新型コロナウイルスの感染拡大のなかで、資本主義の構造的問題があらわれています。なかでも新自由主義化による社会の脆弱化が露呈しています。欧米では、緊縮財政により公的な医療・福祉が削られたところを、感染症が直撃しました。
安倍政権が終わりに近づいていく中で、次の政権には新自由主義との決別、法治主義の徹底が問|われています。コロナ禍|で可視化された格差と不平等の克服、安倍政権により失われた社会の公正さを取り戻すことが必要です。
 世界的には反グローバリゼーションが加速するとの見方もあります。独占資本のすさまじい肥大化ではなく、民衆の平和で幸福な暮らしをどうつくっていくのか。ボーダーレス(規制などがない)ではなく、社会に必要なボーダー(規制)をどうコントロールしていくのかが課題です。
 資本主義をどう乗り越えていくのかという点で、日本共産党の活躍の場と責任がこれからはますます大きくなってくるでしょう。#資本論 #B層

https://bit.ly/3eBGvY←たとえば市場原理を説く新自由主義。高度成長期にもてはやされた家族主義的な日本企業方式を「時代遅れ」として雇用の非正規化を進めたのが新自由主義だが、マルクス主義の立場から見るとこれは「資本家階級の側からの階級闘争」なのだという。「1億総中流」型経済が行き詰まったとき、資本家が逆に格差を広げるために行った反革命だというわけだ。「武器としての『資本論』」白井聡著〈日刊ゲンダイが書評〉
http://bit.ly/14TqgC7 ←なぜイギリス料理はまずくなったのか…と、「武器としての『資本論』」。
※もやは末期的、「もやは」の用例があるが意味不明 (フェイスブックページから取られました)
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