ロシア軍、投入した“地上戦力”3分の1喪失か〜英分析
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dc1f87f57fd487e8d5b77da0fc638bd81e0b549
>2月に投入した地上戦力の3分の1
うろ覚えだけれども、侵攻当初のウクライナの予測では、当初に展開していたロシア軍は陸軍15万+海空1万〜2万。その数字で考えると、喪失した戦力は5万というところだろうか。海軍が連れてきていたはずの陸戦隊を、どこにカウントしているのかは分からないが。
4月20日のアメリカの分析によると、その時点ですでに「25%喪失」とされていた。ここ最近の喪失のペースは、それ以前に比べて2/3程度にまで下がったことになるだろうか。もちろん1ヶ月弱で7〜8%でも、大したペースではあるが。
日本の防衛省の発表では、予備役を含まないロシアの総兵力は90万程度。もっとも、ロシアは守るべき国土が広いので、ウクライナに投入できる兵力は限定される。喪失した5万の兵力というのも、キーフ攻略の際に投入した空挺部隊や機甲部隊といった「虎の子」ともいうべき精鋭部隊が多数含まれているはず。見た目の数字以上にキツいだろう。
一部で予想されていた「戦勝記念日の宣戦布告→大動員」はなかった。まぁ国民の反発はもちろんだけれども、そもそも武器弾薬が十分ではないという話なので、動員したくてもできないだろうと。
で、さんざん海外に売り飛ばしていた自国製兵器を買い戻しているとかいう話。当座はしのげるだろうけれど、今まで武器を供給することで各国への影響力を維持してきた一面はあるわけで、長期的には求心力の低下は否めないだろうと。そもそも長期的な視点があったら、ウクライナ侵攻なんてしないだろう というのは置いておくとして。
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