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2022年05月11日10:52

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2022/05/10 学習記録

■■【 学習記録フォーマット 】■■
  
【 名前: 萩原 隆司( 初参加日: 2021年1月16日 ) 】
 ≪ビジョン(人生で実現させる大目標 )≫
 ✿自分が起こした事業で、周りに良い影響を与える
 ≪中期目標(3〜5年の具体的な達成目標)≫
 ✿1,仕事を通じ、アフリカでの国際援助を実現する
 ✿2,技術的な打ち合わせを英語で問題なく行えるようになる
 ✿3,1実現後の目標を固め、準備をする

❶❷海外渡航中は一旦おやすみ
❸自由欄

本日は、片道4時間をかけてムランビという場所にあるムランビ虐殺祈念館に行ってきました。

フツ族から逃げていたツチ族が、フランス軍が守ってくれる場所があると噂が広まり、ムランビの学校にたくさんのツチ族が集まりました。しかし、虐殺の日になると守ってくれるはずのフランス軍が姿を消し、丘にあるその学校は逃げ場所のないただの虐殺の場となってしまいました。

一夜にして数万人のツチ族が殺害されたと言われています。その死体は証拠隠滅のために土の中に埋められましたが、ルワンダの気候もありミイラ化したそうです。祈念館の中には犠牲者が着ていた服の保管場所から始まり、続いてミイラ化した死体が保管されている部屋へと移ります。ガラスもないので、手を伸ばせばすぐ触れる状態で保管されている死体は、これまで見た骨の状態とは違い、どこをみても衝撃でした。苦しんだ顔、傷ついた頭蓋、そして嗅いだことのない鼻をつく死臭。特に臭いがやばく、三部屋を1分ずつ見たくらいで限界が来ました。部屋を後にして、歩いていても風に乗って死臭が香り、本当に気分が悪くなり、吐き気がしました。

平和維持軍としてやってきたフランス軍も、ツチ族の女性に対して乱暴したりはもちろん、銃や手榴弾、ナイフをフツ族に提供したりもしていて、本当に政府がらみ、国がらみでこの虐殺が起きていたのだと感じました。

どの祈念館もかなりお金をかけて維持されている印象を受けました。死体の保管方法も模索して複数の保管状態を比較して、どう未来に残していくかの検討もされていて、国をあげて、絶対に二度と起こさないという気持ちも垣間見えた気がします。

丘の一部が不自然に凹んでいる箇所もあります。そこは大量に捨てられた遺体が採掘された場所です。
他にも大量に投棄された遺体があると考えると本当に恐ろしいです。

***
ホテルルワンダという映画があります。
ホテルの支配人がツチ族をかくまって、1200人を助けたという美談の映画です。
しかし実際は、嘘だそうです。案内をしてくれた人が教えてくれました。
他の学校や協会と同様、ツチ族が集められ、虐殺されたというのが本当の話のようです。
ルワンダ人はみんな知っているが、国際社会だけが、その偽りを信じていると。
アフリカの本当の歴史を知るのも、難しいですね。

昼に嗅いだ香りが、ふとした時に戻ってくるのが辛いです...
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