ひとつ前の日記「塩狩峠」がある塩狩駅の風景です。
先ほどの塩狩峠の写真の場所から1�劼�らい南側となり、峠の頂上に当駅はあります。
撮影は昨日(5/7）の昼前です。
ここは駅前に「一目千本桜」という桜がたくさん植樹された場所があり、当日はほぼ満開だったので多くの見物客が来ていて、普段は車が0〜1台しか停まっていない駐車場が満車で多くの車が路駐していました。路駐と言っても駅に通じるだけの田舎道なのですが。
桜で満開と言えるのはごく一部の個体で、多くは8部咲きくらいでしょうか？
5月7日になってもこの状態というのは遠い北国なんだな、と感じました。
札幌市内も1週間くらい前には殆どが散ってしまいましたので。
駅裏の土手の上には作家の三浦綾子記念館があり、土手の一部にも桜が咲いています。
美しい風景ですがいつも思うのはここで花見をしている人を見たことがありません。
ちょっと散策して帰ってしまうという人が殆どで、あとは鉄道ファンが桜をバックに列車の写真を撮るという人になります。
出店は全く出ませんし、ジュースの自販機さえありませんが駅にはトイレがあります。
(但しボットン式)
そして驚くことに桜の植樹の場所、駅構内ではWiFiが使えるのです！！
「わっさむWiFi」というのですが桜の季節限定ではなく1年中使えます。
「わっさむ」というのはここは和寒町という町だからです。
WiFiがあるなんて都会！なんて思ってしまいますが国道に出ても現在は付近に民家は皆無、駅もきちんとした待合室もありますが、1日の利用客がJRの発表では1名以下という有様なのにです。
駅は昨年3月で廃駅予定でしたが、地元和寒町が維持費を負担するという事で駅が存続となりました。
でも残念なのは列車に乗って見学に来る人はほぼいないという事です。
もっとも列車は2時間に1本程度、特急や快速などの通過列車もあるので一度降りると大変なことになるので仕方ないとも言えます。
でも駅から5分くらい歩いた国道に出れば旭川駅及び和寒市街地行きのバス停もあるので時間を事前に調べておけば片道は列車という方法も選択出来ます。
付近は大変多くの野鳥の声で大自然の森にいるという雰囲気がたっぷり楽しめます。
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