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2022年05月01日07:05

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2022/04/30 学習記録

■■【 学習記録フォーマット 】■■
  
【 名前: 萩原 隆司( 初参加日: 2021年1月16日 ) 】
 ≪ビジョン(人生で実現させる大目標 )≫
 ✿自分が起こした事業で、周りに良い影響を与える
 ≪中期目標(3〜5年の具体的な達成目標)≫
 ✿1,仕事を通じ、アフリカでの国際援助を実現する
 ✿2,技術的な打ち合わせを英語で問題なく行えるようになる
 ✿3,1実現後の目標を固め、準備をする

❶❷海外渡航中は一旦おやすみ
❸自由欄

本日はタンザニアのArushaという町からMwanzaというタンザニア第二の都市に移動しました。

Arushaからキリマンジャロ国際空港に行くまでにBolt(Uberと同じようなサービス)というサービスを使ったのですが、朝だったこともありドライバーが全然いなくて、捕まったドライバーもなかなか来なくて(ガスを入れたり、警察に二回捕まったとかいう言い訳がなんともアフリカらしい)、空港到着が一時間前になってしまい、めちゃくちゃ焦りました。

キリマンジャロ国際空港が、かなり小さい空港だったので、チェックインや荷物の預け入れもすぐに終わり(かなりギリギリで、もちろん最後でした汗)、どうにか間に合いました笑
次からはもっと早めに移動します...。

閑話休題、Mwanzaには仕事と関連した内容で滞在します。
私が勤めているのはポンプの会社ですが、井戸を作るためにはボーリング会社(地面に穴を掘ることをボーリングと言います)が必要です。
海外プロジェクトを一緒にやっているボーリング会社(T社)が、過去にJICAのODAのプロジェクトで手押しポンプをMwanzaなどに150近く納入しており、Arushaに行くついでに見に行くことにしました。

空港にMwanza住みのT社の方にきていただき、早速2015年に納入した井戸&ポンプを見にいきました。
一つ目は昨年の12月に壊れてしまい、ずっと使えない状態になってしまっていて、政府に所属しているdistrict technician(水設備はタンザニア政府の管理責任となっていて、その管理をする人がいます。ポンプ敷設時に、どのように修理するか、どのように維持するかを教えた上で、T社は帰国します。水に関する衛生の知識も教えます。)も理由がわからず放置されていました。

二つ目は、故障はしていなかったものの、井戸内の水の水位が減少してしまい、自分がやった時は30回漕いでやっと水が出てきました。10歳ぐらいの子供たちが必死に水汲みをしているのを見たり、漕ぐのが一番大変という話を聞くと、いかにソーラー+電動のポンプが必要かが身に染みて感じました。

アフリカでは水を汲むのが女性の日課らしく、朝昼晩とポンプの列に並んで水汲みをします。朝四時から並び始めて、20Lを汲むのに2~4時間かかることもあるそうです。
この忌まわしき伝統は、女性の学習機会の損失につながるので、なかなか根深い問題だと思います。

ODAはもちろん必要な事業ですが、ポンプや井戸のようなメンテナンス、サービスが必要なものに関しては、一回きりの援助だとこのように故障した場合、放置されて終了パターンが多いです。
20Lのボトルの数に応じてお金を集めて、修理費に当てたり、人を雇うアイデアもありますが、雨季になるとみんな川から水を汲んだり、そこらへんの水溜りから水を汲むので、乾季にしか必要がないという背景も、この問題をより複雑にしています。
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