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2022年04月21日11:50

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原因不明の小児肝炎、欧州諸国や米国でも症例報告

原因不明の小児肝炎、欧州諸国や米国でも症例報告
4/20(水) 0:49配信


AFP=時事
スウェーデンの首都ストックホルムにある欧州疾病予防管理センター本部(2007年11月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】欧州疾病予防管理センター(ECDC)は19日、英国の子どもの間で最初に確認された原因不明の肝炎が、欧州4か国や米国でも報告されたと発表した。

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 ECDCによると、デンマーク、アイルランド、オランダ、スペインで症例が確認され、米アラバマ州でも9件の疑い例が報告されている。世界保健機関(WHO)は15日、英国で5日以降に重度の急性肝炎84件が報告されており、症例は今後さらに増える見通しだとしていた。英国の患者のうち6人は、症状の悪化により肝臓移植を受けた。

 患者は主に10歳以下の子どもで、症状は黄疸(おうだん)や下痢、嘔吐(おうと)、腹痛などがみられた。患者から従来のA〜E型肝炎ウイルスは検出されておらず、英保健当局は一般的なウイルスや新型コロナウイルスとの関連性の他、感染症、環境要因などが原因となった可能性を調査している。

 ECDCは、各国で調査が行われており、正確な原因は不明だと説明。新型コロナウイルスワクチンとの関連は確認されず、患者の問診結果からは飲食物や習慣の共通点はみられなかったとしている。現時点で最も可能性の高い原因は感染症だという。【翻訳編集】 AFPBB News


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