何も歴史的なことは知らず、間違ってたら本当にすみません。
ロシア(ソ連)の作曲家は、ストラビンスキー、ショスタコービッチ、ラフマニノフ、チャイコスキー、ムソルグスキー、スクリャービンなど、枚挙にいとまがない。
色んなアーティストがロシアの曲について、特にクラシックについて、時代背景もあいまうため、敬遠されることすらある。
その中でも、最もやばいのが、ショスタコービッチと断言していいだろう。
最も、第二次大戦と時期が重なり、政治と繋がりが大きい曲も多い。
その中でも私は特に、交響曲第七番レニングラードが好きなのだが、恐らく現在において、クラシックで演奏するには1番やばい曲だろう。
ロシアの大勝利を、宣言するものであり、逆に第一楽章はナチスドイツとの激戦と悲劇の状況も描かれている。
これも国境に深く関わるものであり、レニングラード(現サンクトペテルブルク)も、また、壮絶であった。
ここにある限り、人間の業が、やはり、左右している。
戦争はもちろんいけないことだが、何よりも人間それぞれが考えて行動していることを忘れてはならないだろう。
描くのは勝利か?
勝利とはなんなのか。
交わるはずの人間が、国境というもので、なぜ区切られるのか。
人間とは、かくも、不思議なものである。
ただ、いつかは、この交響曲は、時間を経て、単に、勝利の曲となってほしい。
そして、それが人間の業でしかないことを、みんなで認識し合える、そんな曲になっていってほしい。
生きてるうちに、何の気兼ねもなく、やっぱ聴きたいのよ。
だから頼むよ。
何とか、終わってくれよ。頼むよ。
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