「140万人が騙された最後の2行が、原作とは異なる、衝撃のラスト5分へと生まれ変わります!」
とのキャッチコピーで話題になった2015年公開映画【イニシエーションラブ】(主演 前田敦子、松田翔太)を観ました読みました。
この映画、原作ストーリー構成が凄い!今まで観た邦画の中で ぼくは明日、昨日の君とデートする に次いで良かったストーリー構成。
話しは、1987年バブル時代のラブストーリー。
この時代を知ってる人は懐かしさいっぱいで観れます。読めます。
この時代を知らない人の為に小説だと最後の数ページに渡り、テレフォンカード、男女七人夏物語、などの作中にでてくるバブル時代の説明もあります。映画だとエンドロールで。
ストーリーはSideA(前編)、SideB(後編)に別れていて、それがこのストーリーのトリック。単なるラブストーリーではない。
ここからこのストーリーになぜ皆さん騙され絶賛したかのネタバレです。映画や小説を二度見直したくない人のみ読んで下さい。
結論を簡単に言ってしまうと、カップルがお互いに二股する四角関係のラブストーリー。
SideAの たっくん はデブでダサい童貞の大学生ですが、初彼女(マユコ)に言われた通りすぐにファションやメガネを変え、車の免許取得し車も購入する有言実行の有能な中身。
彼女に痩せる事も誓ったと同時に物語はSideBへ。
SideBでは仕事もできてスリムなイケメン、そして彼女であるマユコをリードする たっくん 登場。
時間列はSideAのたっくんとマユコが出会ったのは夏。
SideBのたっくんとマユコの話しは春。
つまり観てる人は、一年でイケてない たっくん が変身したと勝手に勘違いしてしまった。
たが、SideAとSideBの たっくん は別人で時間軸も同じ1987年。
つまり、マユコが二股をかけてる。それがわかるのが小説だと最後の二行。SideBのたっくんの新恋人がたっくんの名前を呼ぶシーン。
映画では小説からの続きがあり両方のたっくんとマユコが遭遇するシーン。映画ではそこでSideA SideBが同時間軸である事を示す複線回収シーンが流れ、マユコ(前田敦子)の してやったり の表情アップで終演。
小説は読み返えさないと複線回収できないので二度読むことになります。
実によくできたストーリー構成で観所あり、読み応えありの作品でした。
それにしてもマユコは凄い。ピュアで無邪気な女性にもかかわらず二股がばれないよう二人の彼氏のあだ名を同じにしたり、誕プレも同じモノにしたり、中絶経験もしたのに処女を装ったり・・・。別れたたっくんに貰ったルビーの指輪を送り返した以外はワルな女性だ

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