【イクイノックス】
来週の日曜日は『皐月賞(G1)』芝・2000m。
それに出走登録してる【イクイノックス】と言う競走馬がいます。
この馬が皐月賞、ダービー出走が危ぶまれてました。
まあ〜、皐月賞はギリギリ出走出来そうなんだけど、ダービーは皐月賞(5着以内)の結果しだいでは出られそうにないです。
まず、イクイノックスという競走馬の事なんですけど、この馬は、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母父キングヘイローと言う血統で、キタサンブラック初年度と言うことで社台グループとしては何としてもキタサンブラックの価値を上げさせる為にもイクイノックスの期待は絶大なものです。
新馬戦では先行して直線先頭に立つとそのまま後続を引き離し6馬身の圧勝。そのレースには阪神JF(G1)を制した【サークルオブライフ】がいました。
2戦目の東京スポーツ杯2歳S(G3)芝・1800mでは道中、中段の後ろから進め、直線では32秒9の豪脚を繰り出し2馬身半の圧勝。
前行って良し、後ろ行って良しと自在性のあるところを見せています。
ただ、この馬の弱点がレース後の疲労が長く使いづめが出来ないこと。
それなんで、陣営としては重賞勝って賞金を稼いでるので、体調が良ければどこか使ってたんだろうけど、今年の1月辺りから皐月賞ぶっつけを公言したらしい。
それがまさかの誤算で、クラシックのトライアルが始まった辺りからイクイノックスが皐月賞、ダービーが賞金不足で出られないとネットで騒がれる事になってしまった。
原因は何かと言うと、
2歳時でのG1(朝日杯、ホープフルS、阪神JF)勝った馬は、翌年のクラシックトライアル(弥生賞、スプリングS、チューリップ賞等)に合わせて一叩きさせて本番に望むが従来の姿だったのだけど、ここ近年、2歳時でG1勝った馬、そのレースを使った馬がそのまま直行で皐月賞や桜花賞に望む馬が多くなってきました。
それが何が引き起こしてるのかと言うと、そのトライアルの賞金やその他の重賞の賞金が分散されてる事。
本来ならトライアルに強い馬が出てきてそのまま強い馬に賞金が集まるから、重賞一つでも勝ってれば、まっ!クラシック戦線(ダービーやオークスまで)は安泰だったのだけど、近年は、単純に賞金足らない馬や今年デビュー馬等が挙って優先権や賞金を稼いでしまうから賞金のボーダーが高騰してる模様。
それなんで、2歳のG3を勝ったくらいでは賞金が足らなくなってしまった。
イクイノックスの賞金順位が今現在14位だけど、それより稼いでる【ドライスタウト】、【セキフウ】、【トウシンマカオ】は多分皐月賞には出てこないだろうからホント、ギリギリ出走出来るんじゃないかと。
しかし、まさかこんな事態になるとは陣営も思ってなかっただろうけど、その原因はノーザンファームの外厩仕上げがヤバいらしいんだけど、それは追々語るとして、何とかイクイノックスには父キタサンブラックの為にも皐月賞、ダービーと頑張って欲しい(^^)
陣営としてはおもしろくないか・・・
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