相談室に来た人のPC。とにかく「重い」。DDR3世代のセレロン機で実装4GB×1、そりゃ重かろうと思ったが、それだけではなさそうだ。HDDがくたびれてきてる感じ。さて、どうするか。HDDがリトライで「重く」なる症状は進行性で、やがて起動に必要なファイルが読み込めなくなりシステムが起動すらできなくなる。重くてもシステム起動可能なうちに何とかしなくては。
・1年ぐらいで買い替えるつもりなら4GBを1枚足して8GB実装に
という選択肢がいつもなら出る所だが、HDDがヤバいとなるとこの選択肢は薦められない。
更に困った事に、昨今2.5"HDDはいわゆる「瓦」(SMR)ばかりになってしまい交換するにもHDDは薦められない。SSDは500GB品で7〜8千円する。ここまで交換したら僅か1年の延命では勿体ない。なので次の提案。
・実装メモリを8GB×2にして、SSDに換装。そのままWindows11まで対応
少なくともあと3年はWindows10がサポートされる。Windows10で使い倒すにしてもあと3年は使える。延命メニューとしては異例の、部品代だけで1万5千円コース。検討の末、秋の終わりにGoが出た。
相談室が休みになったりしていたため、秋葉原で部品を調達してきたのになかなか着手できないまま年を越してしまった。先日やっと建て替えた部品代を回収できた。
さて、ここまでやったセレロン機、随分と快適になったようだ。このまま何事もなくあと3年使い続けられるといいな。
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