今週もえぐかった・・・。
だいぶ疲れています。
■「信用」の回復
若い地方勤務の頃、顧客の上席に、
「信用ってわかるか?」
と聞かれたことがありました。
勤務先が最悪なことになり、
ひどくその顧客に迷惑をかけたのですが、
何も知らないでひたすら陳謝と手続きに
奔走している若手を見て、
不憫に思ったのでしょう。
「築くのに10年かかり、失うのは一瞬だ。」
若いときにそういうことを叩き込んでおけば、
将来、何かの礎になるのでは。
そういう親心があったのでしょう。
様々な上司などが言ったことは
殆ど忘れましたが、
その言葉だけはいつも忘れずにいます。
世界経済で破綻危機にあった
通貨がいくつもあるわけですが、
「ロシアの信用破綻」
は、どれほど影響があるのか。
あるいは、一時的なのか。
資源国の経済破綻はあまりないので、
(資源国の信用は実質金本位制みたいなもの)
あまり影響を感じないところなのですが・・。
■大坂なおみ選手、Miami快進撃
もう、凄いとしか言いようがない。
Miamiオープン(WTA1000)が開催中。
現在、決勝まで実に快調に
勝っています。
相手が弱いわけでも、
調子が悪いわけでもなく、
大坂戦は特に絶好調に相手が
次々にぶつかってきています。
まず、体つきがかなり違います。
少し前はやや弛んだ印象も
あった時期もありましたが、
全米で優勝したときよりも
一回り筋肉がアップしながら、
足回りのスピードが実に速い。
相手がエース級の球を打っても、
なぜかしっかりと打点に入って、
とんでもないカウンターを打ったり。
きついところに打たれても、
深いトップスピンロブ、
浅いスライスなど、
実に多彩にディフェンスを行い、
その次のショットで逆に仕留める。
もともと定評があったサーブや
リターン力、ストローク力に加えて、
プレースメントやキレを含めて、
テニスがとても上手くなっている。
1試合に30以上のエースの量。
1試合、大体、60-100ポイントと
言われていますから、
2-3ポイントに1回はエース。
そんなテニス、普通は無いし、
トップ選手同士の戦いでは
ショットが速いだけでは無理。
実に上手く組み立てて、
最後のショットで仕留めている。
準決勝のBencic戦(元4位)、
ベスト4戦のCollins戦(現10位)は、
共に相手が絶好調。
それでも、
最終ゲーム、コリンズはついに
サーブを打つ場所がなくなって、
アンダーサーブさえ打っており、
ベンチッチも接戦でも最後は
完全に振り切られていた感じでした。
このトップスピン時代。
高い打点で打たされるから、
フラットドライブはとても難しい時代。
パワーライジングを全面に使い、
ナチュラルフラットドライブで
エースを量産する選手。
こんな選手、見たことが無い。
強いて言うなら、
「2020年時代の最新型伊達公子」
と言ってもいいぐらいユニーク。
素晴らしいです。
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