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2022年03月30日21:59

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さよなら晴海客船ターミナル

 3月21日(祝月)は、限定施設開放された晴海客船ターミナルを訪れたことについて記します。晴海客船ターミナルはコロナ禍で閉鎖されていた2月20日に、取り壊しのため既に閉館してしまいましたが、この3月19日から21日の3日間、外構だけに限り施設が開放されものです(内部には入れませんでした)。

写真左:「さよなら晴海客船ターミナル」のフォトスポット 1991〜2022と約30年の寿命は鉄筋コンクリート構造物の耐用年数50年に比べると短いですが、多額の施設維持管理費と、レインボーブリッジをくぐれず晴海に入港できる船が限られることから、撤去となることになりました。しかし、青海の客船ターミナルに2バース目が整備されるまでは、東京港で2バースを維持するため、撤去後に簡易なターミナルを整備するそうです。

写真中:晴海客船ターミナルから眺める晴海ふ頭の岸壁に並ぶ船 施設開放されたからではないでしょうが、多くの官公船が並んでいました。
HL:日本丸
HK:白鳳丸
HJ:神鷹丸
HI:東光丸、白竜丸

写真右:晴海客船ターミナルから眺める晴海ふ頭のドルフィンに並ぶ船
H2:−
H3:照洋丸、開洋丸
H4:銀河丸

 1時間ほど施設内を巡ってきましたが、艦船の出入港を送迎したり、よりよい眺めを求めたり、一般公開に参加するため、駆け巡ったり、待ち続けたことを思い出しました。

 あの突起が邪魔とか、複雑な構造に文句を言ってばかりでしたが、思い出してみると、広々とした2層に分かれた送迎デッキは使いやすいものでした。

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 晴海客船ターミナルを初めて訪れたのは、平成5年(1993)6月にチリ海軍帆走練習艦"Esmeralda"とホストシップ「ちくご」を見学した時でした(当時はネットもない時代ですから、どのように来航を知ったのか謎ですが、世界の艦船かテレビでしょうか)。といってもこの頃はフェンスもなく岸壁に入れたので、ターミナルから眺めたのかも記憶にありません。それでも、晴海客船ターミナルができたばかりの頃だったのだと、今更ながら気づかされます。

 そして、偶然ながら最後に艦船を見送ったのが、令和2年(2019)10月の同じくチリ海軍帆走練習艦"Esmeralda"でした。といっても、こちらも見送ったのが岸壁からだったので、晴海客船ターミナルの思い出とは言い難いのですが、それでも26年と長い付き合いでした。

 しかし、晴海客船ターミナルが撤去されても、晴海ふ頭自体は物資補給岸壁及び耐震岸壁として使用され続けますので、眺め方は変わりますが、引き続き官公船の係留やもしかしたら外国艦艇の来航もあるかもしれないことを楽しみにします。
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