mixiユーザー(id:431351)

2022年03月20日17:45

207 view

想定外な日

少し前にローソンで装丁が気に入って買い求めた文庫本を半分以上読んでしまった。「優しい音楽」というタイトルだ。


午後5時半前。2階のベランダの、何も干していない物干し竿のハンガーが、風でひとしきり揺れている。

2階の自室で、私と娘が風邪の症状で寝ている、風邪なら良いのだけれど、まぁ不安はある。
階下に夫もいるのだけれど、お昼のざる蕎麦を頂いたあと、一向に二階には上がってこない。様子を見には来てくれない(弱っているからこう書かざるを得ない)。

不思議だ。
男女の差なのか。
午後という時間がたっぷり流れているのに、何の音沙汰もないことが。
もはや夫も具合悪くなったのか。さっき3時頃娘と自分のためにアイスを取りに行ったとき、部屋を覗いたら、寝息をたてていたので、そのまままた2階に上がってしまったのだが。

下手をすると、この状態が夜になっても続くのだ。

私は時間がだだ漏れしてしまうことがとても気になるのだけれど、向こうはそうではないらしい。
一日の中で朝昼晩と時間を区切って使っていかないと、あれ?もう夜の7時?もう寝る時間?ってなって、時間に先を越され疲れるのに。仕事で凄く身体が疲労している日は、そうなってしまっても仕方がないけれど、今日は朝から仕事に行ってないじゃん。

のんびりしているのと、気が付かないのとは、同義語かも知れない。
そこには何ら悪意はないことになる。

追い立てられたり、管理されたくはないけれど、夕方の風で揺れているハンガーのように、心もとない。

フォト





11 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する