アメリカの情報局が「キエフが96時間以内に陥落する可能性」と発表したのが3月7日。「寒波が到来して、ぬかるんでいた非舗装路が再び凍結する」みたいな報道もあったので、それに乗じてロシアが最後の大攻勢をしかけるのかなと思っていた。
しかし、72時間が過ぎてもキエフの戦況が大きく変化したというニュースはない。現地に入っているジャーナリスト田中龍作も、「ロシアの攻勢の際には爆破するであろう キエフ市内に繋がる(現在では)ただ一本の橋が 未だに架かっている」とレポートしているので、今日明日に陥落するという感じではないのだろう。
アメリカは3月2日に「5日以内に陥落の可能性」と発表していて、その5日後の7日に「96時間」云々を発表している。今回も96時間が過ぎた時点で、また再び「○日(もしくは○時間)以内に陥落の可能性」と発表するのかもしれない。
実際ロシアも なりふり構わず化学兵器まで使用した上で、自軍の損害を無視して力押ししてしまえれば、キエフを落とせないなんてことはないはず。そう考えると、ロシア軍が一定の距離まで後退でもしない限りは、米による「○日以内にキエフ陥落」発表は延々と続くことになるのだろうと。
化学兵器使用。ここ数日のロシアの動きを見ていると、化学兵器使用へのアリバイ作りを行っている感が強いわけで、いつ使用されてもおかしくないとは思う。使用されるとしたら、シリアと同じくサリンだろうか。
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