一昨日の午前中、CS放送のムービープラスで、
映画「カジノ・ロワイヤル」の放送がありました。
カジノ・ロワイヤルは、2006年にも映画化されていますが、
僕が観たのは、1967年の映画です。
小説のカジノ・ロワイヤルは、イアン・フレミングが著した、
007シリーズの第1作です。
僕は、007シリーズの第1作である事ですし、
主演はピーター・セラーズになっていますが、
デヴィッド・ニーブンがジェームス・ボンドを演じていたので、
ショーン・コネリーの主演で始まるシリーズの前に作られた映画だと思っていました。
かつて、テレビ放送で観た覚えがあります。
改めて観ましたが、デヴィッド・ニーブンの最初の頃の台詞に、
正確ではありませんが、
「最近、私の偽物が現れて、あちこちで女をたぶらかして捨てている」がありました。
そこで、あれ?と思ったので調べてみたら、
1962年「007ドクター・ノオ」(旧邦題は007は殺しの番号)、
1963年「007ロシアより愛をこめて」(旧邦題は007危機一発)
1964年「007ゴールドフィンガー」
1965年「007サンダーボール作戦」
1967年「007は二度死ぬ」となっていて、
「二度死ぬ」の2か月ほど前に公開された映画である事が分かりました。
どうも、映画化権を巡って、色々あったようで、
ショーン・コネリーのシリーズのパロディのようなドタバタ喜劇になっています。
僕はこうしたドタバタ喜劇が大好きなので、楽しみにしていた次第です。
テレビ放送の時には、全く気が付きませんでしたが、
この映画、著名な大スターが出演しているのに驚きました。
イアン・フレミングがジェームス・ボンドのモデルの1人としたとされているのが、
実際に交流のあったデヴィッド・ニーブンですし、
ピーター・セラーズは「ピンクの豹」以来クルーゾー警部が当たり役になりました。
「ドクター・ノオ」に出ていたウルスラ・アンドレス、
映画デビューしたばかりのジャクリーン・ビセットなどもいますが、
それよりも大物が沢山出ていました。
オーソン・ウェルズ
ウディ・アレン
デボラ・カー
ウィリアム・ホールデン
シャルル・ボワイエ
ジョン・ヒューストン 彼は4人の監督の1人で、出演もしました。
ジョージ・ラフト は本人役で出ています。
ジャン=ポール・ベルモンド
ピーター・オトゥール
デヴィッド・マッカラム
アンジェリカ・ヒューストン
ボンドとマタ・ハリの間に娘が生まれたマタ・ボンドが、
ロンドンからベルリンに行く時、タクシーの運転手にベルリンへと言うと、
西ベルリンならば行くよと言うのが、とても印象に残っていました。
オーソン・ウェルズは手品が好きでしたが、
悪役を演じながら、たっぷりと手品を披露しています。
最後は正にドタバタです。
カジノに何故か騎兵隊が現れ、インディアンがパラシュートで降下して来ます。
英語版の予告編がありますから、2分ほどですから宜しければご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=0px9QxojVjU
明日は、所用のため日記等を休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。
【今日の一句】
かわいそう この子でございと 客を呼び
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