もうやめると宣言したのに「超時空要塞マクロス」のプラモデル アリイ1/72 デストロイド トマホーク(当時物) を▼フーオークションで落札してしまった。40年も昔のプラモである。
おまけに私は当時同じモノを購入しているのである。自室の押入れの奥深くで眠っているのだが、押入れ前にモノ(というより、ゴミ)を積み上げているため出せないんである。当時値段は千円くらいだったと思う。今回のオークションでは6千と少し(送料別)で落札した。実に「6倍以上」の値段である。
私はいったい何をやっているのだろう?取り引き相手の方も私と同じ様に押入れ深くで眠らせて(保管して ? )いたらしい。箱も傷んでいない美品らしいけど。
「超時空要塞マクロス」のプラモデルは当時、イマイ(今井科学)とアリイ(有井製作所)2社から各種出ていた。例えば、1/72 デストロイド トマホークがアリイ、1/100 スケールはイマイ(3百円だった)、というように2社で分担して製品化していた。あとニチモ(日本模型)では1/200 スケールでバトロイド バルキリーや各種デストロイド、ゼントラーディ軍の戦闘ポッド リガード等を出していた。当時 2百円のキットが(再販時 5百円)今では 5千円程度で取り引きされている。実に25倍の値段である。
特に人気のあったアリイ1/160 デストロイド モンスターは(確か当時2千円くらい)現在では3万円である。
片やイマイはこの製品から撤退するときにプラモの金型をバンダイに売却、バンダイが時折(15周年記念とかで)再販しているので、アリイ製品ほどは値上がりはしていない。1/200 デストロイド モンスターが 4千円くらい。もちろんショップではもっと高額で売られているけど。
なんだかこうなってくると、造りたいから買うのではなく、骨董品のコレクションみたいである。私もモデラーというよりコレクターになってしまったので、他人のこと言えないんだけど(笑)。
"ガンプラ"ほどのニーズはないが(ガンプラはどんどん進化して色分け済みモールドやスナップフィックス、また可動部分にポリキャップやボールジョイントの使用等で、人気は衰えず、アニメの新作と共に製品数も増やし続けている)、マクロス・シリーズも負けてはいないけどね。飛行機プラモのハセガワ(長谷川製作所)が参入したり、バンダイも新作を出したりと、なかなか充実している。
何が言いたいのか、分からなくなってきたので、終わりにします。
写真3は、ウェーブ(WAVE、フィギュアメーカーとして有名)の新作1/72 デストロイド トマホーク(発売休止中)。やはり新作は進化している。
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