「噂」の噂

…「RUMOURS」／FLEETWOOD MAC


僕が大好きなYou Tubeチャンネル「みのミュージック」で「消えた名盤」という特集をやっていました。

２００８年のミュージックマガジンで、そういう内容の特集が組まれていたらしく、そのレビューみたいな感じでした。

内容はこちらを見ていただければいいかなと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=mpuqo_Tj7k8

さて、この中で気になったのがFLEETWOOD MACの「RUMOURS」です。

このアルバムがミュージックマガジンの「消えた名盤」リストに載っていたことに、みの君がちょっとモノ申しているんですね。

1998年のロックの殿堂でFLEETWOOD MACが選ばれたときのことだったと思うんだけど、その授賞式にピーター・グリーンが呼ばれなくて、そのことをジョー・ペリーが憤慨した、というニュースがあったんですよね。

その時のAEROSMITHって飛ぶ鳥を落とす勢いの人気で、ジョー・ペリーの発言って影響力が大きかったこともあって、ピーター・グリーンに対する評価が高まったような気がします。

それに、FLEETWOOD MACの「BBS SESSIONS」が発表されて話題になったんですよね。

僕もこのアルバムを聴いて、ピーター・グリーンのギターを堪能していました。

そんなこともあってか、確かに「RUMOURS」ってポップすぎる、という理由からかロック好きからは嫌厭している傾向があったような気がします。

2008年というと、それが引きずっていた頃かなと思います。

さて、みの君がどんなお話をしているかというと、現在では評価が変わってきているんじゃないか、ということなんですね。

確かに、最近のローリングストーン誌の名盤リストでも10位否にはいたし、名曲リストでも“Dreams”が10以内に入っていました。

さて、じゃあ、僕はどうかというと、実はFLEETWOOD MACで最初に買ったアルバムが「FLEETWOOD MAC」、邦題「ファンタスティックマック」でした。

その次に買ったのが「RUMOURS」だったので、この2枚がFLEETWOOD MACのイメージ。

先ほど書いたように、「BBS SESSIONS」に感銘を受けてピーター・グリーン在籍時も聴いたし、ネットで知り合った人が大絶賛していたこともあってボブ・ウェルチ在籍時も聴いたりしたんですけど、ポップかつキャッチーなメロディとお約束なパターンが大好きな軟弱耳の僕には、「ファンタスティックマック」と「RUMOURS」が、いまだにFLEETWOOD MACの中で一番よく聞くアルバムです。

どちらも、本当に良いアルバム。

これからも聴き続けていく作品かなと思っています。