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2022年02月07日16:04

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祝!のほほん学校オーケン生誕祭SPライブ!大槻ケンヂがバースデイに熱唱にトークにその他いろいろ!

“祝!のほほん学校オーケン生誕祭SPライブ! 大槻ケンヂがバースデイに熱唱にトークにその他いろいろ!”を観ました。正式タイトルが長い!
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大槻氏の56歳の誕生日記念ライブ。今回、中心となるのはオケミス(但し、おおくぼけい氏は、ロッキーホラーショーに出演の為欠席)。他、デュオたかはし、プログレアイドルとして名高いXOXO EXTREME(通称キスエク)も登場。弾き語り、バンド、デュオ、アイドルとちょっとフェスのような感じのとても楽しいライブとなりました。

キスエク。初めてステージングを見たのだが、吃驚した。踊りもダンスというより、“舞踏”のよう。時に暗黒舞踏のようで、時に前衛舞踏のよう。私ゃ観てて、田中泯氏を思い浮かべてしまったよ。アイドル観て、田中泯氏思い出すとは!!皆、手足が長くて、可愛くて、お人形さんみたいだし。ドールが踊る暗黒舞踏…。

グッズはTシャツとアクキーがあったかな。後は、オーケン企画のマフラーや腹巻等、前もあったやつ。あと、特撮のブルーレイも販売してた。

椅子あり席で、来たお客さんはほぼ座れた状態だったが、椅子がキッチキチに詰めてあって、このコロナ禍の状況では、ちょっと怖かったのも事実。前の人、待ってる間、ずっと会話してたしな。でも、スタンディングではない分、お客は減らしてると思う。あと、換気は定期的にされていた。

大槻さん。お誕生日おめでとうございます。これからも、のほほん精神で活動してくれたら…と思います。56歳は、まだ若いとはいえ、何かあったら、取り返しがつかない年齢でもあるからね。体大事!

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おでん(ファン)一同からお花が来ていた。

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毎年恒例、筋少の橘高氏からの薔薇のプレゼント。

※以下、もう少し詳しくライブの感想を書きます。このライブは配信もあるので、アーカイブを観てくれると嬉しいなぁ。ネタバレNGの方は、ここから先は読まない方が良いと思います。

祝!のほほん学校オーケン生誕祭SPライブ! 大槻ケンヂがバースデイに熱唱にトークにその他いろいろ!
会場:duo MUSIC EXCHANGE
出演:オケミス(大槻ケンヂ、友森昭一、高橋竜、長谷川浩二)、デュオたかはし(タカハシヒョウリ、高橋竜)、XOXO EXTREME

セットリスト
♪大槻ケンヂ弾き語り
・タンゴ
・オンリー・ユー
・あのさぁ
ムードデュオたかはしと共に
・君は薔薇より美しい
・ぽえむ
・I wanna be your Muse (キスエクと共に)
ハートXOXO EXTREME
・イロノナイセカイ
・キグルミ惑星
るんるんオケミス
・退行催眠の夢
・スポンティニアス・コンバッション
・企画物AVの女
・業者霊 ピンポ〜ン
・人を泣かせる歌は
・ロマンスグレイ
・オーケンファイト
・ハーレムの終わり

MCちょっと抜粋。
大槻氏登場。今回は配信ありのイベント。iPadでコメントを読もうとして、コメントが出てなくて「あの〜、コメントが読めない…」と何回かスタッフに頼む。
大槻氏は56歳にして、バーチャル美少女ユーチューバーになるべく、美少女アバターを制作。「連動したアプリで、バーチャルの原宿や渋谷に行けるの。」仲間を作るべく、人の集まる場に行ったが「バーチャルと言えと、TPOがあるんですね。皆、カジュアルな格好をしてて…。そんな中、事情も知らないで、パツキンでミニスカな自分の性癖丸出しみたいな恰好で行っちゃって…。」
前日、大槻氏はケラ氏と犬山さんのイベントイヌケラにゲストで出た。その時、昔の話を沢山したのだが(ケラ氏も犬山氏も10代の頃からの仲間)。「当時の僕は、白塗りでブリーフ1枚で、奇声を発して客席に飛び込んで行った。そうすると『キャー』と悲鳴が上がって、お客さんが逃げて行く。それが僕と世間との唯一の接点だった。…空気の読めない恰好のアバターで、バーチャル渋谷に行ってる今とそんなに変わってない(苦笑)。」

この年齢になると、昔のコトをどんどん忘れて行く。イヌケラで、大槻氏は「当時筋少メンバーのみのすけは、宙返りが出来て、エディや内田君やBERAのいる前で、宙返りをしてた。」と言ったら、犬山さん&ケラ氏は「え?本当!?そんなの知らない!!」と言い出し、ケラ氏に至っては「みのすけに電話して確認する。」と言い、舞台上で電話したと(笑・留守電で結果分からず)。

海外のアーティストはポール・マッカートニー等、高齢でも元気な人も多い。日本でも、矢沢氏などは元気。それを思うとねぇと。

小説等の文章を書く仕事も若い時にしていたが、あまりに書き過ぎ、「もう1文字も書きたくない」と精神的に追い詰められてしまった。でも、最近、又、書きたくなってきたと。「で、早速、連載が2本決まりました。」1本は、昭和40年男という、昭和な話題の雑誌。もう1つは、「ムーで連載が決まりました!(客、大拍手・笑)web版ですけど。本誌はデータ重視のビリバー寄りの記事なんで、僕のようなオカルト無責任面白がり派はちょっと…というコトで、web版ですけど。でももう、ムーで書けたら上がりじゃない?」どちらも、昔の話を書く予定とのコト。昔の話を今の目線で書き起こしたいそうな。

曲へ。「今日は誕生日なので弾きたい曲を弾きます。」最近、今まで弾いて来た曲を又弾きたくなっているとのコトで、タンゴ、オンリー・ユー、あのさぁ。
結果、私は近々で、ローリーさんと大槻氏、人間椅子和嶋氏と大槻氏、大槻氏ソロのオンリー・ユーを聴くコトとなった。どれもアレンジが違って面白い。1番ロック的だったのは和嶋さんとの。今回は、しっとり目のオンリー・ユー。
いつか、本家本元、田口トモロヲ氏とのオンリー・ユーが実現しないだろうか?

デュオたかはし登場。2人とも大槻氏にプレゼント。竜氏は楽器の湿度調整関係グッズと手袋。ヒョウリ氏は怪獣パーカー。大槻氏は「こういうのって、ウケ狙いで来るか、普通に良い物かどちらかだよね。」と言っていたが、普通に良い物でした。
ヒョウリ氏はヲタ。特に特撮ヲタの怪獣ヲタ。今度、大槻氏とヲタイベントをしようと約束する。
現在“大怪獣の後始末”という映画を公開してるが、これがネットで炎上してると。大槻氏「実写版デビルマンって言われてて…。」ヒョウリ氏「あ、そうではないです。デビルマンの方は、何がどうしてこうなった??感があったじゃないですか。後始末の方は、最初から、こうなる予定で作ってる。」
どうやら、シン・ゴジラのような物が観られると思って行った客が「コレジャナイ」感爆発で炎上した…というコトらしい。因みに、ケラ氏は「これは、コントの文脈で観ないと」とイヌケラで言っていたと(未確認なんですが、コレって、監督三木聡氏なの?なら、シュールでくだらない系のギャグ映画なんじゃあ…)
大槻氏はとにかく映画を観て来るので、その後、ヒョウリ氏と大怪獣の後始末の話をするライブを4時間やろうってコトになっていた(笑)。ヒョウリ氏「良いですよ。大槻さんが、どういう感想を持つのか気になりますし。」

大槻氏は、最近髪の毛を紫に染めた。「一風堂の土屋さんみたい。」とヒョウリ氏。大槻氏「最初、ブラックジャックみたいに、白黒にしようとしたの。ポケモンのジムトレーナーのネズみたいにしようかと。」ヒョウリ氏「モデルにされた方が、モデルにしたモノに寄って行くんですね(笑)。」大槻氏「そうしたら、白は紫を入れると映えますよって言われて。それでやってみたら、皆から悉く『志茂田景樹みたい』って言われるの。志茂田さん、朗読の舞台とかやってるじゃない。だから、一緒にリーディングやろうかと思って。」ヒョウリ氏「(大槻氏は)ポエトリーリーディングやってますものね。」
髪色を戻すコトも考えたが、人生のうち志茂田景樹でいられる時期もそうないだろうから…と、そのままにするコトにしたそうです。

オケミスも3枚目を作りたいと大槻氏。ヒョウリ氏「作って下さいよ。ロマンスグレイの後始末。」客、拍手で大爆笑。大槻氏も笑い死に。「それ、いいね!」でも、実際、アーティストの3枚目のアルバムは変な作品が多いと。竜氏「ツェッペリンもアコースティックだったり。」大槻氏「クリムゾンも変だった。」どうやら、3枚目は今までとは違うモノを作ろうとするあまり、妙な作品(ある意味怪作)が出来上がるコトが多いらしい。ヒョウリ氏「いきなりテクノとか。」クラブミュージックとか、ジャングルミュージックとか良いかも…と案が出てくる(笑)。

曲へ。デュオで大人な雰囲気の君薔薇。君薔薇は「キーが高くて大変なところは任せます。こっちは低く歌うから。」と、3人で分けての歌唱になった。

相変わらず『最後、不穏な気分』に包まれるぽえむ(本当に「わたしに心があった、なら。」は怖いよ!)。
竜氏はボーカリストでもあるだが、『小声ボイトレ』の本を出していて、これが結構売れているらしい。

誕生日といえば、ケーキ!というコトで、ケーキが来る。大槻氏は「オジサンがオジサン祝うのってどうかと思うの。」と抗議。先日、筋少のメイクさんが誕生日で祝ったのだが、祝う方も祝われる方もオジサンで、野太い声の「ハッピーバースディ」を歌われた。んが、今回ケーキを持って来てくれたのは、プログレアイドルキスエク。如実にテンションが上がる大槻氏(笑)。ケーキを受け取るも、持って歩いてるうちに蝋燭が消えてしまった(^_^;)。大槻氏「吹き消す前に消えちゃったよぅ。縁起悪い。」(コロナ禍なので、吹き消さなくてOKってコトで)
大槻氏「56歳になりました。」キスエク「おめでとうございます。」大槻氏「お父さんとどちらが年齢が上ですか?」微笑みながら流すキスエク(笑・おそらく、父親の方が若いです(^_^;))大槻氏「何か、おじいちゃんのところに孫が遊びに来たみたいな絵ヅラになっちゃった。」記念写真を撮る、キスエクと大槻氏。

キスエクは特撮のアルバムにコーラスで3人が参加している。その時はマスク姿で、良く分からなかったのだが、大槻氏はその後ネットで調べて、彼女たちのプログレパフォーマンスを観て度肝を抜いたと。「あれは、プログレおじさんホイホイだよ!本当は、ライブに行こうと思ったんだけど、もう56歳で、足がガタガタで迷惑かかると思って。それなら、ライブのゲストに呼んじゃおうと思って!間近で歌も聴けるし、何なら一緒に歌えるし!」キスエクもオファーに吃驚して「え?これ間違ってません?」と最初戸惑ったと。

りんさんという方がヴァイオリンを弾くのだが、大槻氏「絶対、『エディ・ジョブソンでしょ?』って言われるでしょ?あれ、プログレセクハラだよね!」キスエク苦笑(言われれるっぽい・(^_^;))
キスエクのメンバーは最初はプログレには詳しくなくて、やるようになってから色々聴くようになったそうな。
萌さんは筋少ファン。DJもやっているそうなのだが、日本印度化計画をかけるらしい。「カレーが好きなので(笑)。」
真城さんは、現役東大生。この度、キスエクを卒業する(東大生だと、おそらく学業が大変になってるんだと思う)。「最後のイベント出演が、このイベントなんです。」

実はNARASAKIさんとキスエクは仕事をしてたり、ちょろちょろ関係がある。大槻氏「橘高君とも一緒にやったって訊いたんだケド。」キスエクのカヴァーで『キグルミ惑星』という歌がある。元は“ハナマル幼稚園”というアニメの歌らしいのだが。で、その原曲のギターを橘高氏が弾いていると。大槻氏「えー!知らなかったよね?皆知らなかったよね?(と客に問う)」しかし、話しているうちに思い出したらしく「あー!何か言ってた!思い出した!」「思い出しましたか?」大槻氏「その曲は今日聴けるの?」キスエク「次、私達のライブがあるんですが、聴けるような、どうかな?っていうような…。」大槻氏「何でほのめかしなの?(苦笑)」(やってくれました!)

大槻氏と歌ったI wanna be your Museも良かった。女性コーラスパート、そんなに多くないのだけど、綺麗な高音でコーラスを入れてくれる。歌い終わった後、大槻氏が「ロバート・パーマーみたいだった。」と。そして「ちょっと、たんたんにしたんクリニックみたいとも思ったんだケド。郷ひろみさんみたいな…。」(その後、悪いコト言っちゃったかな?と気にしていたが、あの3時のヒロインのダンスもキレッキレで凄いので大丈夫と思う)

キスエクのパフォーマンスの時、舞台袖に椅子を持って来て大槻氏が座って観る。キスエク「出て来て良いですよ。リハの時、ここまで(手で線を引く)しか出ないので、ここから先だったら大丈夫です。」大槻氏「それで出て何をしろって言うの〜(笑)。昔、ここでケラさんの結婚式をした時、ナイロン100℃の役者さん皆でコーラスをしたの。その時、この(前方)辺りに、氏神一番が座ってたんだけど。おそらく『ここでござる!』と思ったんだろうけど、舞台に上がって扇子を振ったんだよ。でも、それ、コーラスなんだよ?(笑)」そういう状況になりそうと。(ケラ氏驚かなかったのか?(^_^;))

キスエクのパフォーマンスは前述通り凄かった。どちらも苦悩を表したり、メッセージ性が高い歌詞だったりするし、曲も確かにプログレ。頭を抱えて悶絶したり、私には本当に田中泯の舞踏に見えた部分があった。「キグルミ惑星〜♪」という最後の決め歌詞が「キグルミは臭い」に聴こえて、「最後、何でそんなパンクな歌詞!?」と思ったが(苦笑)。
大槻氏は舞台袖で観ていて、体を揺らしたり真剣に観ている様子だった。

キスエクは真城さんの卒業記念ライブが近々にあるそうです。

ラストはオケミス。今回はおおくぼけい氏は欠席。その分、ギターアレンジヴァージョンで行ったり、竜氏がPCで操作して打ち込みの音を足したりしていた。これはこれでレアで楽しい。
“企画物AVの女”のエモさが凄い。うねるような竜氏のベース。照明も怪しげ。恰好良かった。
キスエクに合わせたのか、プログレ味のある選曲だったかも。
人体発火や、業者霊、退行催眠等、オカルト味の選曲もとても面白い(オケミス、オカルト寄りの歌詞多いケドね)。退行催眠のジャジーで大人な感じも良い。スポンティニアス・コンバッションの人を食ったような「バーナーを買う金はあったんだなぁ。」の言い方も良かった。

オーケンファイトは、大槻氏が歌いながら、エア怪獣と戦いまくる。エアヌンチャクも披露。途中、怪獣に噛まれ「アイタタタ!」の表情(笑)。これ、途中の演奏が滅茶苦茶恰好良いんだよね。特にベース。なのに、歌われてるの怪獣の歌(笑)。ケロニア♪

個人演奏プレイも恰好良い。長谷川さんのドカドカしたドラム。キレッキレの友森さんのギター、うねる竜氏のベース。最高でした。次回は又、ここにけい氏の激弾きキーボードもプラスされると良いね。
今回、楽器隊ソロの見せ場に大槻氏も参加。エレキギター持って出て来て吃驚してたら、終盤無茶苦茶にかき鳴らし、最後、和嶋氏のように、歯でギターを弾くも披露。笑いを追加していた。

最後はしっとりとハーレムの終わり。

大槻氏MCで。最近観た若手の決め台詞で恰好良かったもの。ジャンッとギターをかき鳴らし「決まりました、フジロック!」これが恰好良かったと。で、大槻氏もそういう決めを作ろうとするも、ジャンッ「出たコトあります、フジロック!」皆爆笑。過去の栄光に縋っているみたい。でも、これ、結構良くないか?となり、ジャンッ「出たコトあります、ロキノン!」「何だコレ?出たコトありますシリーズか?」決まったものはジャンッ「決まりました、ムー連載!」これでしょうと。
大槻氏の56歳の目標は「退屈しない。でも疲れ過ぎない。」だそうだ。この年齢になると退屈は大敵。でも、やり過ぎると疲れて体にガタがくる。その匙加減をしっかり見極めるってコトらしい。

前述もしたが、弾き語り、デュオ、アイドル、バンドと色々観られて、物凄くお得感のあるライブになってました。
大槻さん、お誕生日おめでとう。オケミスの3枚目、本当に『ロマンスグレイの後始末』なのでしょうか?(笑)
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