我慢しきれす日本映画専門チャンネルの4Kリマスター版「仁義なき戦い 完結編」を観てしまった……。観ると終わってしまうというのに。
菅原文太演じる広能昌三、小林旭演じる武田明は懲役中で次の世代の面々が躍動しつつ旧世代の大友勝利(宍戸錠)が吠えたりけしかけたりの暴力劇が繰り広げられます。田中邦衛扮する槙原政吉も殺され、これで1作目からの登場人物で生き残っているのは広能と山守義雄(金子信雄)だけに。そりゃ広能も引退を考えますよね。
逆に松方弘樹なんてシリーズに3度違う役で登場して、全て殺されるというエライことになってます。シリーズ全部に違う役で出演して、殴られたり殺されたり手首切り落としたりしている川谷拓三が一番スゴいですが。
スケジュールが合わずに大友勝利を千葉真一が演じられなかったのは残念でしたが、拳銃2丁をズボンにさして事務所から出るシーンは好きです。エースのジョーだけに。
東映のプログラムピクチャーとして作られたこともあって、どれも九十分から百分くらいの上映時間なのでテンポがすごく良くてサクサク話が進んでいくのが気持ちいいです。2時間超えが当たり前な最近の映画は見習って欲しいものですね。トシだからトイレが近いんだよ!
良識のある人たちが眉をひそめる、欲望と暴力の剥き出しのエネルギーが溢れている作品だからこそ、このシリーズは今までもこれからも世界中の(ダメな)人々に影響を与え続けていくのです。
ログインしてコメントを確認・投稿する