今、AFIで去年亡くなったスティーブン・ソンドハイム特集をやってるので、オリジナルウェストサイド物語を見てきたのだけど、新発見。Americaの場面でも後ろで踊る女性にあら、アジア人?って顔の人がいて。でもちらっとだけだったので確かめられなかったのだけど、I feel prettyの場面では4人だけの場面だったのでもっと見られて、「これはアジア系だわ。時代からして日系人?顔も日系人だし、頭でかいからこれは日系人に違いない」とクレジットを見ていたら、Joanne Miyaという名前があったので探したらやっぱり。
右側の離れたところでミシンしてる紫のブラウス着た人。ね、日本人顔でしょ?ね、顔でかいでしょ?
で、探したら、ウェストサイド物語以降はJoanne Miyaという名前で活躍してたりもしたけど、本名はNobuko Miyamoto、マルサの女かタンポポか!とか思うところもあるけど、Densho(日系人の歴史を伝承するためのプロジェクト)に生い立ちとか詳しく書いてあって、とっても立派なアクティビストらしくってさらにびっくり。
https://encyclopedia.densho.org/Nobuko_Miyamoto/
でもさ、すごくない?実はハリウッド歴史にのこる大名作ウェストサイド物語に日系人が出てたとか。
その上、映画をみたら、かならず「アタシだったらどうするか?」を考える人なので、新しい映画のアイデア閃いちゃったわよ。アタシが作るのなら、その後のウェストサイド物語みたいな感じ。
どういう話かというと、アッパーウェストサイドで地元のオーラルヒストリーをしている夫婦。それでリンカーンセンターができる前のウェストサイドの歴史を調べていて、1961年、ギャング団JetsとSharksの抗争があって二人死者が出た、というニュースを見つける。で、そのニュースをたどっていって、この抗争に関係のあった人達に話を聞いてドキュメンタリー映画を作ろう、って話。なので、まるっきり架空のお話をドキュメンタリー映画として撮る、というちょっと斬新な手口よ。関係者に話を聞くのはもちろん、Jetsからはレッド、ジョン、グラジエラ、そして女の子なのにJetsに入りたいってやってる性同一性障害の子。その子はサンフランシスコに移ってトラックの運転手やってたけど引退した、って話。プエルトリコ系からはマリア、トニーを殺して刑務所入ってたけど出たチーノ、もう一人Sharks側の男性を入れて、女性はフランシスカ(Joanne Miyaの役)。お父さんが日系人でお母さんがメキシコ系とプエルトリコ系のハーフ。ロサンジェルスで生まれたけど日系人が収容所送りになる話を聞いてささっとメキシコを通ってプエルトリコに逃げて収容所に入らず終戦。育ったのがプエルトリコで戦後にニューヨークに来てお針子やってた、って設定。これで8人にインタビューしていくというドキュメンタリー(風)。ね、クリエイティブでしょ?
フランシスカの設定も、Joanne Miya、Denshoのサイトを読むとお爺さんがモルモン系の白人と結婚したのでお父さんがハーフ、しかもキャンプに行く前にモンタナに蔗糖刈り取りに志願してリロケーションセンターにいたけどキャンプに行かなくってすんだのか、短くってよかったのか、って感じだから実際の話とも近い。これでアジア系俳優も使えるしカリフォルニアでも昔は異人種と結婚するのが非合法だったので「お父さんがメキシコ系と結婚したのでそれもイリーガル」って話も入れられる、っていろいろてんこ盛り。
なんか、これ、短編で二人にインタビューする位で作って、長編の資金援助を探れないか?って思っちゃった。これでアタシ、映画のアイデア幾つあるのよ?って感じだわ。
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