アニメ放映が始まった「明日ちゃんのセーラー服」。私は見ていないが、古本屋でコミックを立ち読みして、絵の細かさにひかれてまずは5巻を購入。さらに残りの巻も買ってしまった...。
田舎の一軒家に住む明日小路は、セーラー服にあこがれて中高一貫の女子校、私立蝋梅学園を「お受験」。見事合格を果たし、お母さん仕立てのセーラー服を着て初登校したのだが...。
学校や小路の家は、どうやら長野県らしい...。ニジマスやヤマメが泳ぐ谷川があったり、(アニメでは家の近くに湖も...)、6巻で東京出身のクラスメイトの実家を訪ねるくだりでは、北陸新幹線が登場する。
5巻を最初に買ったのは、小路一家が海水浴に行くシーンがあったから。(おそらく日本海側だろう)なんと小路がお母さんとスキンダイビングをするシーンがあったのだ。そのほかにも意外と水着や水中のシーンがあったりするのだ。(水泳大会まで描かれていた...)以外にも小路は泳ぎが得意で、水泳部の水上りりに勝負を挑む場面も。
見どころは小路の体の柔らかさ、身のこなしの軽さ。12〜13歳の子を描いていて、ロリっぽさがないのもいい。
コミックスを読み進めてゆくと、登場人物ひとりひとりのパーソナリティーが露わになっていく仕組みで、小さな青春、小さな冒険、小さな日常が感じられる佳作だ。
買ってよかった...。
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