mixiユーザー(id:4405681)

2022年02月05日10:20

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これで本当に「長いお別れ」なのか???

久しぶりに血が滾っている。

ディープ・パ―プルの「ターニング・トゥ・クライム」

を聴いたからだ。

ひと言で言おう。

凄いアルバムだ。

まずもって凄い。

あの、あのディープ・パープルが、全編

全編、カバーで1枚アルバムを作ったのだ。

しかも、セルフ・カバーではない。

他者の楽曲である。

しかも、ほぼ同時代を生きたバンドや個人の楽曲である。

ディープ・パープル自体が音楽界のレジェンドで

その楽曲を後進バンドがカバーしているにも関わらず、である。

自分たちが影響を受けた楽曲を、時代を越え、自分たちが演奏する。

この度量の大きさといったら何をかいわんや。

しかも、作品を聴くと、とてもとてもリラックスして

録音されたものと良く分かる。そして、出来が非常にいい。

「大好きな音楽を好きなまま演奏した」そういう雰囲気を

ばしばし感じる。だから、本当に楽しそうである。

特に、フリートウッド・マックの「oh well」と

クリームの「ホワイト・ルーム」

この2曲の演奏にはぶっ飛んだ。

いや、同世代でしょ?

というつっこみが最初に入りましたが。

そこに影響されたのね、そこが好きだったのね、という

ツッコミも入るんだけれども。

カバーという行為に対する古さを一切感じさせない、

かといって、原曲も冒涜していない。そして、パープルらしさも残る。

しかも、録音がとても楽しんで行われた様子も伺える。

だからこそ、聞き手の私もとても楽しめている。

凄いアルバムだ。昨年末に発売されているが、

もはや今年の最高傑作になりそうな勢いだ。

会社帰りの車の中で、「oh well」が鳴らないときはない。

だからこそ言いたい。ディープ・パープル。

これで本当にロング・グッドバイなのですか?

これほど素晴らしい作品を作成してもらって、

聴いている人間を燃え上がらせておいて

「もうおしまい」っていうのは、あまりにも惜しい!!

もうちょっとだけ、「もうお別れ」をするのは

待ってほしい。というか、勘弁してほしい(笑)

これほどのクオリティを持った作品を世に出せるのだから

これでロング・グッドバイはなしだよ。

ぜひともぜひとも次の作品を聴いてみたい。

そして、叶うのであれば、来日公演でその雄姿を拝みたい。

ネヴァー・セイ・グッドバイ

いちパープルファン
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