1月は「住ぬる(行く)」、二月は「逃げる」、三月は、「去る」という言葉がありますが、
ついこの前、新年を迎えたと思ったのに、まさに行ってしまった感覚のこの頃です。
皆さまにはお元氣にお過ごしでしょうか。
相変わらずコロナ関連のニュースが後を絶ちませんが、そろそろ落ち着いて欲しいですね。
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さて、今年は樹木についてお伝えしています。身近な木を楽しんでいただければ幸いです。
(『草木花の歳時記−四季花ごよみ』『いけばな花材大事典』他、引用・参照)
■2月:ヒイラギ■
ヒイラギはモクセイ科の植物で、関東以西、四国、九州、沖縄の産地に分布する常緑の小高木で、高さは数mまでです。
葉は有柄で対生、硬質で光沢があり、鋭い鋸(のこぎり)葉があることは周知のごとくですが、老木になるとほとんど鋸葉のない葉をつけるようになります。
節分には、この枝にイワシの頭を刺して門口に飾り、魔除けや厄除けにする風習があります。
また、かつては裏庭の生垣に泥棒よけのために植えられたりもしました。
ちなみに、欧米のクリスマスに用いられるものは、モチノキ科のセイヨウヒイラギで、ホーリーと呼ばれ、冬に赤い実がついて美しいです。
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まもなく節分を迎え、暦の上では春になりますが、寒さはまだまだ続きます。
どうぞ御身をおいといくださいまして、温かにお過ごしください。
皆さまにお会いできることを心より楽しみに、ご連絡をお待ちしています。
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麻野由佳(yuka-asano@mui.biglobe.ne.jp)
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