広辞苑無料検索　って知ってますか 〈11〉「初めとして」「始めとして」「はじめとして」

　下記の仲間。
日本語アレコレの索引（日々増殖中）【28】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981223451&owner_id=5019671

mixi日記2022年02月日から

　下記の続き。
【「初めとして」「始めとして」「はじめとして」〈2〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12652730514.html

　先日来、下記の追記をしていた。
【やっぱりWeb辞書は嫌い〈4〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12598973180.html

　インネンめいた記述も多少は、かなり、いっぱいあるが、こんなに辞書の記述に疑問を感じていいのだろうか、と不安になる。
　おもしろそうなのをチロチロ眺めていると、違法の海賊辞書の不備がいろいろあることに気がついた。こんなのを読んでいるから、追記の作業が進まない(泣)。
　ただ、これは違法の海賊辞書の不備ではなく、原本の不備って気もする。そのあたりはなんせ海賊辞書なんで、原本を確認しないことにはなんともいえない。

　テーマサイトは下記。
【「初めとして」「始めとして」「はじめとして」】2021/01/10
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12133137.html

　海賊の【学研国語大辞典 (19)】には下記のようにあるらしい。。（← (19)ってなんだよ。！）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用開始
はじめ【初め・始め】
（略）
〈「…を初め(として)」の形で〉代表的なものをあげて示す語。第一のものとして。用例(島崎藤村・森鴎外)《類義語》外(ホカ)。
◆年はとっても意気の熾(サカ)んなお婆さんを始め、主人、細君は風通しの好(イ)い奥座敷に一緒に集って居て、例のように捨吉を迎えて呉れた〔島崎藤村・桜の実の熟する時〕
◆今晩の事は己(オレ)を始、一同が見ていた。いかにも勘弁出来ぬと云えばそれまでだ。しかし先へ刀を抜いた所存を、一応聞いて置きたい〔森鴎外・じいさんばあさん〕
以下。
《参考》ふつう、時に関しては「初め」、事に関しては「始め」を用いる。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用終了　　
　語釈では〈「…を初め(として)」の形で〉としながら、用例に出てくるのは〈お婆さんを始め〉〈己(オレ)を始〉。意味がわからない。●●なんだろうか。それを得意げに孫引きしているヤカラも●●なんだろうか。
　まぁ、表記の話で辞書に頼ろうとする態度がおかしいんだけどね。
　そう指摘しているのに、まったく理解できていない。
　こうなると、辞書がパチモンなのか、引用者がパチモンなのか。