アニメ時評５６５

「薔薇王の葬列」

原案：ウィリアム・シェイクスピア。「ヘンリー六世」。「リチャード三世」。原作：菅野文。
絵は暗い。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さい。動きはいい。
内容は、イギリスの王位継承の争い「薔薇戦争」をもとにしたファンタジー。
鏡からジャンヌダルクの幻が出てくる。主役のリチャードは、どうやら、インターセックスのようだ。

継続。


「錆色のアーマ」

原作：「錆色のアーマ」プロジェクト。シリーズ構成：江嵜大兄。キャラクターデザイン：小川さくら。制作：Kigumi。監督：河原真明。戦国時代もの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は切れ長。動きはいい。
フルタイム３DCG。キャラはモーションキャプチャー。背景もCG。のっぺりしている。
内容は、戦国時代の雑賀の里を舞台にした雑賀衆のアクションもの。
「アーマ」と呼ばれる武具には、この時代を超えた科学技術があり、また、特殊能力もある。
ガトリング砲があり、鎧は板金鎧、と西洋風。
動きは悪くないが、一昔前のレベルなので単調。背景が単純なため画面に奥行きが出ない。
キャラの行動原理も現代的。なんのために戦国時代にしたのか、理由が見えにくい。

3話まで。


「佐々木と宮野」

原作：春園ショウ。MFCジーンピクシブシリーズ。KADOKAWA。シリーズ構成：中村能子。キャラクターデザイン：藤井まき。副監督：上野壮大。制作：スタジオディーン。監督：石平信司。BLもの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高い。目は大きい。主役は特にでかい。動きはいい。
内容は、BL好き男子とノンケ男子のほんのり淡い関係の話。
BL好き男子は、腐女子用語を連発するほどの腐女子ぶり。ノンケのほうも、まんざらでもない様子。
最後まで、ライトなんだろうか。

５話まで。