アニメ時評５６４

「怪人開発部の黒井津さん」

原作：水崎弘明。COMICメテオ。フレックスコミック。シリーズ構成：高山カツヒコ。キャラクターデザイン：森前和也。Sabukyaa新谷真昼、ヒーローデザイン：山根理宏／ことぶきつかさ。怪人デザイン：森木靖泰。制作：Quad。監督：斎藤久。ヒーロー悪役もの。
絵は明るめ。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さめ。動きはいい。
内容は、ヒーローを倒して世界征服を目指す悪の秘密結社で怪人を開発している女子の話。
秘密結社は、フロント企業をかまえていて、そこで日々、新型の怪人の開発を行っている。
主役女子は、いい加減な上司に代わって、新型怪人のプレゼンテーションをする。
秘密結社の幹部が個性的。プレゼンテーションに適切に突っ込む。お前が前線に出ろよ。
秋田の超神ネイガーなど、ご当地ヒーローも登場。みんな、日々、各地で戦っているようだ。

継続。


「明日ちゃんのセーラー服」

原作：博。集英社。「となりのヤングジャンプ」。シリーズ構成：山崎莉乃。キャラクターデザイン：河野恵美。サブキャラクターデザイン：川上大志／安野将人。監督：黒木美幸。制作：Clover Works。セーラー服もの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身は低め。目は大きい。動きはいい。
目、髪、爪など、細部が丁寧に作画されている。
内容は、中学校入学した女子の話。制服がブレザーに変更になったことを知らずにセーラー服で入学式にいってしまった。
母親が服飾デザイナーなので、セーラー服は母の手作り。学校が特別に許可する。
目の大きなキャラに濃い背景は似合わないのだが、服がとても丁寧に作画されているので、キャラが画面に負けていない。

継続。


「最遊記　RELOAD ZEROIN」

原作：峰倉かずや。月刊Comic ZERO-SUM。一迅社。シリーズ構成：横手美智子／松井亜弥。キャラクターデザイン：小倉典子。制作：ライデンフィルム。監督：高田美里。西遊記がモチーフのアクションもの。
絵は明るめ。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は切れ長。動きはとてもいい。
内容は、ジープに乗って西を目指す三蔵法師と三人の妖怪の冒険譚。
酒は飲む、たばこは吸う、敵は殺す、という相変わらずの破戒ぶり。
今回は、どこまで行くのだろう。

継続。