ところで、苗字の中には、過去には存在していたけれど、現在はその苗字を持つ人間がいない、消えた苗字というのもありますね。例を挙げれば……。
大掾(だいじょう)
かつては常陸国を本拠地とした豪族でしたが、織豊時代に滅亡。そして今、調べた限りでは、現在、大掾という苗字を名乗っている人は、一人もいません。
正親町三条(おおぎまちさんじょう)
かつては公家の苗字として存在しましたが、後に嵯峨に改氏し、今、正親町三条を名乗っている人は、一人もいません。
現在存在する苗字も、将来は消えてしまう可能性があります。
どうやって、今の苗字を守るか? とは思いますが、やはり消えた苗字がある以上、消えてしまうのは、仕方がないのかもしれません。
※一応正確だと思いますが、間違っていたらご容赦のほどを……。
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