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2022年01月14日23:53

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結局,同じ空気を纏った人同士が引き合うのかな。

男性との会話が盛り上がらない「4つの理由」と意外に簡単な「4つのコツ」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=132&from=diary&id=6813265

私の大学時代の同級生女子は,8割が「同業者婚」。
やっぱり,獣医学科に6年も通っていれば,同級生や先輩後輩と馴染む確率が高いとは思うけど,就職してから相手を見つけた子も,やはり同業者婚が多い。もちろん,職域が狭いこともあるけれど,それ以上に,「違う世界の人」と共に結婚生活をするのが大変だと言うか,面倒だと言うか,どうしても合わないと言うか,何かあると思う。

女性獣医師って,どうしても「女医さん」と似た面があって,その仕事やライフスタイルを理解している異性に出会う確率が低く,下手すれば異性から好奇の目で見られたり,妙な思い込みから理解が進まなかったりすることも多い。そもそも,小動物臨床以外の職に就いた獣医師(実は小動物臨床よりも多数派)については,この世界を知らない多くの人からは,その存在や仕事ぶりも理解されていないので,「自分のことをちゃんと理解してくれない」と思わせてしまうような会話しか出来ない男も多いし,いまだに「自分より頭の良さそうな女,収入のありそうな女はヤダ」みたいな,妙なプライドと言うか,見栄っ張りで意固地な男は少なくないし。

で,理解者を求めた結果,たどり着いたのが同業者だった,と言う,けっこう当たり前な結論に。
実際,卒業してしばらく経ってから,同級生と再会し,新たに付き合って結婚したのも居た。

まぁ,小動物臨床に出る場合は,夫婦で診療できると楽だ,と言う理由もあるので,それはそれで,同業者婚になるのだけど。

それにしても,別に誰と結婚しても構わない,非臨床系の専門職に就いた人までもが,同業者に帰着しやすいのは……

私の経験では,こうした職域の獣医の世界は狭いから,女性獣医師に会うと,初対面でもだいたい話が合う。バックグラウンドが一緒だし,ほぼ確実に共通の知り合いが居る。専門用語がポンポン飛び交っても大丈夫なので,会話も澱みなく進む。結局,話しやすい「理解者」を求めたら,彼女たちの多くが「同業者」を選ぶことになってしまったのではないだろうか。
ちなみに,男性獣医師の場合,女性よりも同業者と結婚する割合は低め。(と言ってもかなり高いけど)

結局,人は,自分と同じ空気を身に纏っている人同士が引き合うのかな。
獣医師免許所有者って,同い年の中から探そうとすると,約1000人しかいない,
今は女性の比率が高く,もう過半数になっているんじゃないかな。
そんな世界で,誰かに恋したり,結婚を考えたりすると,選択肢は限られてしまう。
もっとも,「理解者」の中から,自分の性格に合う人を見つけるだけの作業で済むのだから,同業者婚はとても有利な面がある。結婚後もメリットは大きい。

逆に言えば,彼女たちと,いつでも「会話が盛り上がる」男性は限られている,と言うことでもあるのだろう。
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