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2022年01月12日22:21

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宇良に土俵際に持って行かれた照ノ富士、勇み足で黒星を免れた正代、膝を傷めて休場の貴景勝。

■新入幕で3連勝の王鵬、盤石の横綱照ノ富士、「3連勝」遠い大関…
(朝日新聞デジタル - 01月12日 05:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6809477
大相撲一月場所四日目、横綱照ノ富士はともに怪我で序二段からの復活を果たした同士の東前頭二枚目宇良を突き倒しに退け初日から無傷の4連勝。立ち合い、相手の出方を慎重に見極めた横綱に対して宇良が右に左に揺さぶり、横綱が抱えて応戦も両差しを許して土俵際に追い込まれ、ここで何とか耐え凌いで盛り返し、引っ張り込むような体勢を作って攻め返し、一押しで突き倒して勝負あり。幕内後半戦の審判長を務めた師匠の伊勢ケ浜親方(第63代横綱旭富士)は「ちょっと危なかった。もっと早く出ないと」と、勝ちはしたものの土俵際で棒立ちにさせられた展開に苦言を呈していましたが、そこからの盛り返しでの逆襲に横綱の強さを感じさせる一番となりました。
横綱を向正面に攻め立てながらあと一歩及ばなかった宇良について「あれからが大変なところ。それが生きるのが、普段の稽古でしょう」と評したのが協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)。その上で、相撲の流れについて「狙い通りだったでしょう。中に入って小手投げをね。宇良のいいところは相手に十分にさせないところ。絶対にまわしを取らせまいと。照ノ富士をイライラさせた」とコメント。敗れたものの、来場所以降の土俵に生かせるポイントを指摘していました。そして、勝った照ノ富士については「粘り強かった。足が揃って残れるとは思っていただろうが、余裕はなかった」と土俵際の粘り腰に言及し、懐の深さ、そして柔らかさの賜物と評価しており、照ノ富士の「負けない相撲」が強さに結び付いていることを示した一番となったと思います。
そして、2人の大関のうち、貴景勝が昨日の宇良戦の取り直し前の一番で倒れ込んだ際に右足首を打ち付けて負傷、日本相撲協会に「右足関節靱帯損傷により約2週間の治療を要する見込み」との診断書を提出して今日から休場。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると「昨日の夜も話して、今日の朝に『痛くて相撲が取れません』と連絡があった」とのことで、今場所は再出場せず治療に専念させる意向を示したとか。次の三月場所は大関として5度目の角番で迎えることになりますが、八角理事長は「この1年で何度目?」と報道陣に逆質問し、「怪我をしない体を作らないと。どれだけ痛めたのか分からないが、体が重たいだけに下がると更に怪我につながる」とコメント。「とにかく今は、治すことに専念することでしょう」と続けていました。昨日、八角理事長は取り直し後の一番について「2番目の相撲で息が上がったのは気になる。稽古を積んでこれたのかな? 長い相撲だけど、それにしては息が上がりすぎている」と、まだ序盤戦の三日目の時点での貴景勝の状況に懸念を示していましたが、これが足首の負傷による痛みによるとは、ですね。昨年の一月場所、七月場所を途中休場、2場所を皆勤しては途中休場を繰り返す貴景勝ですが、首の痛みが回復したと思ったら今度は足首と、まさに怪我との闘いの大関となったと思います。
もう一人の大関である正代は、東前頭筆頭若隆景の勇み足で白星を拾った恰好となりました。立ち合いから一気に土俵外まで運ばれる完敗の一番でしたが、物言いが。若隆景の右爪先が僅かに早く俵の外に踏み出しており、行司軍配差し違い。拾い物の白星で連敗を免れました。
その他。先場所12勝3敗で最終盤まで優勝争いを演じ、今場所は西前頭六枚目に番付を戻した阿炎は突き押しの激しさを身上とする千代の国を押し出しで制し、4連勝。両手からの強烈な突きと喉輪押しで千代の国の反撃を許さない展開で、八角理事長は「先場所は勢いで勝っていたけど、今場所は力を付けている印象ですね。相撲内容も先場所に引き続いて良い。思い切りもいい。元々いいんだけど余計にいい」と高評価。「往なされてもいいから、何も考えずに自分の相撲を取りきるんだという気持ちが、いい方向に向いている」と続け、「いい成績を残せば当てられるでしょう。上位に当たるのが楽しみだ」と、中盤戦以降の土俵に期待を寄せていたようです。NHKのテレビ向正面で解説を務めた師匠の錣山親方(元関脇寺尾)は「かなり落ち着いて土俵に上がれる性格ですからね。上ばかり突くから残される。腹も突けばいい」とコメントしていましたが、取組後の阿炎は「左がうまく使えていない。左を使えれば、そういうこともできると思います」と謙虚に語っていたようです。
さらに、照ノ富士とともに役力士で2人だけの全勝の関脇御嶽海は小結明生を取り直しの一番で押し出しに仕留め、連勝を4に。最初の一番では御嶽海が突き押しから左前褌を取って土俵際に追い込むも、明生が下手投げで応酬、揃って土俵下に落ち、軍配は御嶽海に。物言いがついて同体取り直しとなり、取り直し後の一番では一気の出足で押し出し、明日の小結霧馬山戦に5連勝を賭けます。
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