白髪のごとき人となろう
常念校長と慕われていたと言われる、長野県安曇野の故・佐藤嘉市堀金小学校校長
もし佐藤校長が人吉球磨の校長だったなら、白髪岳を愛されて、白髪岳を教育の原点にすえたでしょうか
堂々とそびえ、里を果てしない懐でもって抱きしめる高峰は、里人のや旅人の心を魅了して離さない
周りの山々よりも高く、高く自らをせり上がらせたその姿を見ていると、誰よりも見えない場所で鍛錬に次ぐ鍛錬を重ね、自らの「人間性」の最高峰目指し続けている姿勢にも、私には見えて仕方ないんだ
高い山はどこよりも風当たりが強い
だが、高山は自らを鍛え上げて高さを増してきた
シッカリ台地に根を張って
だから、どんな激風にも揺るぎはしない
それどころか
どんな激風や強雨も、自分を強く美しくする味方にさえしている!
事実、山は吹雪の去ったあと、吹雪の前よりも神々しくなってるもんね
自らを人間性の最高峰へ
激風・強雨・吹雪を親友に
だから、里を大きな懐で包める
そんな山が、私はいとしい
錦町西にて
白髪岳ラストの一枚
熊本最古の我が友を思いつつ
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