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2022年01月05日15:19

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そもそも「勝ち負け」も「カースト」も…

■<私は勝ち組?負け組?>大逆転!スクールカースト最下位の同級生がセレブママに……【第2話まんが】
(ママスタジアム - 01月04日 11:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=6801595

「スクールカースト」って,その小集団の中での序列を勝手に決めtだけのことで,そこに優劣も勝ち負けもないのではないだろうか?

私もそういうカーストの上位に行ったことは無いけど,だいたいは,目立ちたがり屋,人の上に立って上機嫌になっているような連中が上位に居て,上から目線で下位の人々を扱っていて,それに媚びる人もいれば,媚びるのも嫌だから下位に甘んじる人もいれば……

カースト上位のほうが,その集団内でモテたのは,多分,確かだと思う。下位と付き合うと何かと蔑まれたり,自分も下位に追いやられたりするから。

私も下位のほうだった。
むしろ,目立ちたくなかったし。
決定的だったのは,自分の好きなこと,やりたいことが,そのカーストの中で価値を持っていなかった,と言うこと。もともと生き物好き,自然科学好きで,ちょっと趣味でアート系,と言った,変な奴だったので,目立ちたがりで上から目線の連中の作るカーストの物差しに,あてはまらなかったのだ。かれらの評価の対象にすらならないと言う違和感は,中学,高校と,ずっと続いていた。

結局,この違和感が解消されたのは大学に入ってから。
農学部獣医学科。同級生は35人と言うコンパクトな編成。
何のことは無い。
このクラスではむしろ,「普通」なほうだった。
しかも,高校までに経験したような妙な序列もなく,お互いに個性を認め合い,助け合い,充実した6年間を過ごした。
その後結婚することになる同級生も,「自分は高校までは,ちょっと変わった奴,みたいなポジションだったのに,ここ(獣医学科)に来たら,自分より(いろいろな方向に)変わった奴がたくさん居て,あれ,自分は普通じゃん,と感じていた」……と,私とまったく同じことを言っていた。

大学院出て,獣医師として職に就き,生まれ育った町を離れ,そそくさと結婚して数年。
1度だけ,中学の同窓会に誘われて顔を出したことがある。
あまり乗り気ではなかったが,会いたい旧友も出ると言っていたので,そいつに会いに。
同窓会で恒例の(?)近況報告をしたら,かつて,カースト上位にくっついていた連中の態度が急変。いろいろ話しかけてくる。
……まぁ獣医に関する理解など無い人たちだから,適当な返事をしていたけど。

ひとつ分かったのは,こいつらのカーストなんて,どうでもいい,いい加減なものだった,と言うこと。こんなのを金科玉条みたいに掲げて,徒党を組んだり「オトモダチ」になったり,嫌なヤツを決めて無視したりいじめたり……そして,カーストの上に居たやつは,同窓会でみんなの生活環境が変わっているにもかかわらず,エラそうにデカい態度で虚勢を張っていた。
もちろん,カーストのトップだった連中と話をする気など,全く起こらなかった。
自分達で勝手に作ったカーストの上下関係に,いまだにしがみついているような,ちょっと滑稽で,ちょっと悲しい人たちにしか見えず,私は既に,彼らの知っている世界とは全然違う世界に居るのだし,彼らからは想像もつかない,頼もしい,信頼できるパートナーと結婚しているので,中学の同窓生の異性には興味が持てなかったし。

中高生時代のカーストにしがみつくのは,惨めことだと思う。
まして,人の生き方の選択に,勝ち負けなど無い。
自分の生きざまは自分で決める。

あれ以後,中学の同窓会には顔を出していない。
仕事で何度か転居しているから,連絡も途絶えたままにしている。

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