年越しの夜が明けると、暮れの喧噪がうそのように静かな元日の朝を迎えます。
正月行事が年ごとに簡略になっていく中でも、やはり三が日だけは新年をことほぐあらたまった気分があふれます。
松の内ぐらいはゆったりと過ごしたいと思いつつも、早くも日常の生活ペースが戻る頃となりました。
皆さまにはお元氣にお過ごしでしょうか。
コロナに振り回されることなく過ごせる日が、一日も早くやってきますように。。。
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昨年は「花言葉」や「誕生花」を追いかけてきましたが、今年は同じ植物つながりながら、樹木に注目してみようと思います。
身近な木を楽しんでいただければ幸いです。
(『草木花の歳時記−四季花ごよみ』『いけばな花材大事典』他、引用・参照)
■1月:マツ■
マツ科マツ属の仲間は、世界中に200種、北半球だけでも約100種あり、日本にも自生種が多い。北アメリカ大陸にはとくに分布が多い。
日本ではクロマツ、アカマツ、ゴヨウマツなどが北から南にわたって分布している。
海岸のクロマツ、山地のアカマツ、高山帯のハイマツなどが、代表的な景観をつくっている。
マツの仲間は一般に陽所を好み、日陰になると生育が悪くなり、害虫や虫害が大きくなって枯死する。
クロマツは海岸の乾燥に耐え、潮風などにあたっても生理障害をおこさないため、海岸の砂防林用の樹種として貴重な存在で、江戸時代から海岸に成林させている。
また、マツ類は庭木として重要な種類となっており、庭での主木、背景など、とくに重要なポイントに植え込まれる重要種となっている。
東京ではアカマツが、西日本ではクロマツが珍重される。
いけばなの世界でも、百木の長とか、木の王などと言われ、祝いの席に使われる花材として、格式の高いものとされている。
マツは伝統花材として四季を通じて用いられるが、特に正月の花には欠かせない。
日本産のクロマツ、アカマツ、ゴヨウマツがよく花材とされるが、植物学的な分類とは別に、
生長過程によって、若松、松、老松または苔松などとも呼び分けて用いる。
クロマツは男松(おまつ)と呼ばれ、40mにも達し、海岸の防風林、関西で庭木によく使われる。
アカマツは女松(めまつ)と呼ばれ、山野に多く自生し、関東で庭木に用いる。
ゴヨウマは老樹になると樹皮が薄くはがれおち、変種、園芸品種が多い。
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新しい年が明けました。今年はどんな一年にしますか?
皆さまにとって幸多き一年となりますことを心よりお祈りいたします。
これから寒さも本番に向かってまいります。
どうぞ御身をおいといくださいまして、温かにお過ごしください。
皆さまにお会いできることを心より楽しみに、ご連絡をお待ちしています。
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小正月の1/15までにご連絡をいただき、今年中のご予約をいただいた方が対象となります。
お早めのご連絡をお待ちしています!
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麻野由佳(yuka-asano@mui.biglobe.ne.jp)
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