【箱根駅伝】青学大2年ぶり6度目総合優勝!パワフル大作戦で大会記録更新
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第98回東京箱根間往復大学駅伝競走、またの名を「箱根駅伝」は、往路を制した青山学院大学が一度も首位を譲ることなく圧勝、5時間21分36秒の復路新記録、10時間43分42秒の大会新記録で2年ぶり6回目となる総合優勝で幕を閉じましたね。事前の予想では、前回(第97回)大会総合優勝の駒澤大学が今駅伝シーズンに全日本大学駅伝を2連覇で連覇を狙うのに対して、エントリーした16選手全員が10000m28分台という層の厚さを誇る青山学院大学が雪辱を期すか、さらには、出雲駅伝で初出場初優勝の東京国際大学も有力や優勝候補とされ、激戦になるのではとも見られていましたが、往路で5時間22分06秒(2位帝京大学に2分37秒差)で優勝した青山学院大学が、復路で圧倒的な強さを見せ付け、原晋監督の高笑いでと終わった印象の大会となりましたね。
往路は、2位に2分37秒差と逆転も十分にあり得る時間差に終わり、区間賞なしでの優勝となった青山学院大学でしたが、復路初っ端の6区で後続に差を詰められ高橋勇輝が区間8位にとどまったものの、7区の岸本大紀が区間賞の走りで磐石の強さを見せ、9区の中村唯翔が1時間07分15秒、10区の中倉啓敦も1時間07分50秒と2区続けて区間新を記録する走りで、2位に入った順天堂大学に10分51秒差を付け、まさに復路で“見せた”青山学院大学であり、それこそ、「青学の、青学による、青学のための箱根駅伝」と言うべき(言い方を変えるなら、「原晋監督の、原晋監督による、原晋監督のための箱根駅伝」か)結果となった感じを持ちました。
そして、大会のMVPと言うべき「金栗四三杯」の受章者が誰になるかに注目していましたが、往路1区で平成19年以来15年ぶりに区間記録を更新した中央大学の吉居大和(2年生。第83回大会に佐藤悠基(東海大学)が記録した1時間1分6秒を26秒更新する1時間0分40秒で区間新)と復路の9区で平成20年以来14年ぶりに区間記録を更新した青山学院大学の中村唯翔(3年生。第84回大会に篠藤淳(中央学院大学)が記録した1時間8分1秒を46秒更新する1時間7分15秒で区間新)の2人が受賞とのこと。往路を終わった時点では15年続いていた区間記録の更新と言うことで吉居大和が取るかなと思っていましたが、今日の復路の青学勢の活躍で難しいかと感じ、青学勢の誰かに持っていかれるだろうと見ていました。
結果、2人とも古い記録を破って達成と言うことで、異例の「2人受賞」となったようで、中央大学が久しぶりにシード権を獲得した“原動力”と見られたことも、往路の吉居大和の受賞に繋がったと思います。
何はともあれ、「エントリーした16選手全員が10000m28分台という層の厚さ」と言うのは凄いな、だからこそ、2日間、全区間がハーフマラソン級の距離で難所の多いコースを走る箱根駅伝を余裕で制したんだなと思います。原晋監督は、こうした箱根駅伝の特性を十分に理解している、と言うか、理解しつくしているなと、改めて感じました。見事でした。
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