mixiユーザー(id:6581993)

2021年12月31日15:04

104 view

2021年心に残った小説を振り返る

年の瀬ですが日記更新です〜。

今までは歴史本とか教養本、純文学(でも少しだけ)なんかを読んでいて、現代小説はあんまり読んでなかったのですが、昨年池井戸潤さんの『半沢直樹』を読んでみたらめっちゃ面白くて全シリーズ読破。仕事も忙しくてあまり自分の時間が取れないこともあり、よし、今年は読書を趣味にするぞ!と楽しく読書に励んだ結果、
フォト
2021年に読んだ小説115冊。もちろん記録更新です〜。
本は、現代小説だけではなく、児童小説なんかも読んでいます。死ぬまでに名作を読みたい…w

というわけで、今回は振り返りとして今年読んで心に残った小説を日記に書こうと思います。

【ムーミンシリーズ】
フォト
日記にも書いたのですが、ムーミンたちの自由な生き方がとってもうらやましくなりますw
読み終わったら今まで以上にムーミンというキャラクターに愛着が持てること間違いなしです。

【十二国記シリーズ】
フォト
異世界モノは数あれど“あんまり行きたくない世界”の割と上位に入る世界観なんじゃないだろうか。
大体の国が荒れまくっているし、王にならない限りは言葉とかわからないのでめっちゃ苦労する。国によってはよその世界からきたってだけで殺されたりするハードな世界。
続きが気になるけど続編でたりするんだろうか…。

【桜ほうさら】
フォト
宮部みゆきさんの本は時代物ばかり読んでいるのですが、特に好きなお話。父親が殺された謎を追って江戸に出てきた侍の主人公。血生臭い話になるのかと思いきや、主人公が武芸が苦手なことや、長屋の人たちの人情話でほのぼのと読めました。完結しているのですが、できれば別のシリーズででも続きが読みたい。

【ある奴隷少女に起こった出来事】
フォト
アメリカの南部での奴隷少女の半生。南部の奴隷というと、ほぼ人権はなく女性はみんな性奴隷のような扱いを想像してしまうのですが(私だけ?)主人公の町は保守的な町だったせいか、表立ってそういうことはできず、一芸に秀でた黒人はある程度自立した生活が認められていた様子。
でも完全に自由というわけでもなく、例えば子供は白人の財産とされてしまい(白人の血が入っていたとしても)母親の意思に関わらず売買されてしまう。
主人公と家族や周りの黒人たちが、当の?白人たちよりも信心深くて「侵略者の宗教やのにな…」と驚きながら読んでいました。

【若草物語】
フォト
お話はめっちゃ良かったんだけど、訳が〜たらーっ(汗)
いや、和訳もすばらしかったのですが、訳者の方が明治生まれなためか言葉遣いが昔すぎて…。
例)
「〇〇なすってよ」
「おカアさん」
とか、これが日本の大正時代の話だったら良かったのですが…もう少し現代風のセリフまわしで読みたかった(新訳希望)

【赤毛のアン】
フォト
こちらは新訳。めっちゃ良かった〜。アン個人のキャラクターもさることながら、周り登場人物もとっても良いです。マリラおばさんやリンド夫人が特にいいキャラw
読んでいるとカナダが天国みたいに思えてくる。カナダの描写が素敵すぎる!
『奴隷少女』『若草物語』と読んで『赤毛のアン』を読んだのですが、北上するほどに人生のハードルが下がっていく…。
シリーズはずっと読んでいるのですが、個人的には『赤毛のアン』『アンの青春』『アンの愛情』をお勧めします。

【アキラとあきら】
フォト
久々の池井戸作品。
境遇の違う2人の“あきら”の物語。経済、仕事、そして情熱って大事なんだな〜と感じられる一冊。

【桜のような僕の恋人】
フォト
たまには恋愛モノでも読もう!と思って選んだ1冊。ええ、恋人最後に死ぬ純愛物ですが何か?
もう一冊『この恋は世界で一番美しい雨』も読んだのですが、作者のおかげで登場人物えらい目に遭うな…という感想が真っ先に頭に浮かびました。

【新編 銀河鉄道の夜】
フォト
物語の美しさもさることながら、夜空を走る銀河鉄道を思いつく宮沢賢治の頭の中がすごい。

【探偵ガリレオシリーズ】
フォト
初めての東野圭吾!やはりベストセラー作家だけあって期待を裏切らない。面白い。最新作まで全部読んじゃいましたw
納得できない結末もあったのですが「こんな終わり方があるんだ!?」と思えるのも面白いです。
初期の作品はバブル真っ只中のこともあるのかみんな割と泥臭い。そして出てくる女性がゲスい笑

【民王】
フォト
再び池井戸作品。政治家とその息子のお話。今までのテイストと違ってめっちゃコミカル。そして笑える。話も漢字の読み間違いとか、懐かしいネタが多くて笑えます。2冊出てるけど、一番最初に出た方をおすすめします。

【ミシンの見る夢】
フォト
表紙に一目惚れして買ってしまったハードカバー。内容はイタリアの身分の低いお針子さんの半生。ものすごい事件が起こる!ってわけではなかったのだけど、面白かったです。
私はイタリアのことはほとんど知らないのですが、ものすごい階級社会でびっくりしました。出てくる男はろくでなしばっかだし…。

【下町ロケット】
フォト
池井戸潤好きだな!今年はこれが最後になってしまいましたが、まだシリーズ本が3冊控えてます。読むとなんか「仕事しよ〜」って気になります。


読んだ本を振り返ってみましたが、ロクな感想が書けねえ…。
大体が電車に乗ってる時とか、土日休めた日の土曜日、連休時などに読んでます。
読書はエンタメ!隙間時間でワクワクできる楽しい趣味です。
来年も色んな本が読めればいいな〜。
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する