投稿日:2014年11月17日(月)18時42分50秒
第十七話「京都の昼食」
承前
二条城の駐車場出口です。
昔は無料だったのが今は有料になっていたようです。おおかみに断りもなく(爆)。
お:「あ〜、ここ右折できへんのか。そらできんわな」
一人で納得できたようで、おおかみは素直に左の道に進みました。
さて、どうするかという話なのですが、ポイントは二つ。昼飯とエヌの現金チャージです。
協議の結果、とりあえず京都駅前に向かうことになりました。
結局、エヌが現金を下ろせるATMは、京都タワーの下にしかなかったのです。
ここからは、おおかみ(エヌのスマホによるヘルプ付き)にお任せで、駅近辺の駐車場にBMWを停めます。
そして外に出て歩き始めると、あれれ、昨夜見たような風景が。
そう、駐車場は、モグラとエヌが泊まったホテルのすぐ傍だったのでした。
見慣れた通りを歩き、京都タワーに向かいます。
途中、またもや遠足らしい小学生の一団に遭遇。
モ:「ん? 今日は京都中の小学校の遠足か?」
お:「そんなわけあるか(笑)」
駅前の横断歩道を渡り、京都タワー下のATMでエヌが現金を引き出します。
エヌの財布に生命力が戻りました(笑)。
そのまま階段を降りて地下街へ。昼食の店を探します。
時刻は13:20。三匹で暫くウロウロしましたが、昼食の定刻は過ぎているはずなのに、良さそうなお店は軒並み行列が続いていました。
こうなったらしょうがありません。何でもいいから空いている店に突入だあ(爆)。
というわけで、我々は目を瞑って一軒の店に飛び込んだのでした。
三匹でメニューを見ます。
何々、「京都のおばんざい定食」全種類の中から6品選択? 何それ(笑)?
そう! ここは京都の「おばんざい屋」さん的なお店だったのでした。
駅前の地下街に、そんな店置いとくなよ(爆)。
まあ、入ってしまったものは仕方がありません。
三匹が真面目にメニューと格闘していると、ウェイターのお姉さんから助け舟が入りました。
お姉さん:「メニューには載っていませんが、「トンカツ定食」もございます」
これだ、これしかない(笑)!
次の瞬間、我々は「トンカツ定食三つ」と叫んでいたのでした(笑)。
その後、「トンカツが二人前しかない」というフェイントが入った後、「いいです。三人前作りましょう」ということになり、我々は全員無事「トンカツ定食」を食べることができたのでした。
なお、トンカツは大変美味しゅうございました。
お:「しかし、おばんざい屋に入って全員で「トンカツ定食」注文するか(笑)?」
知らんがな(爆)。
14:00。駐車場に戻り、次の行き先を決めます。
エヌの帰りの新幹線は京都駅16:38発なので、まだ時間があります。
エ:「では、清水寺に」
というエヌの一声で、我々は久し振りに清水寺に向かうことにしたのでした。
続く
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