mixiユーザー(id:12796416)

2021年12月29日18:34

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GOGO(ゴゴ)

という洋画を見ました。
ケニアの寒村で暮らす94歳の助産婦さんが、一大決心して初めて小学校に入る(;゚д゚)、というお話。

ゴゴばーちゃんの奮闘や子どもたちとの交流を通して「学ぶこと、知る喜びに年齢なし」的な感銘を覚えてもいい(し、そういう映画でもある)けど、この映画の場合、貧困や因習によって子どもの学ぶ機会が奪われている途上国の現状、その対策としての児童福祉や教育行政、また高齢者福祉、医療行政、ジェンダー、少数民族とかとか、見る人によっていろいろな角度から切れる「素材」になってるところが凄いと思いました。

ゴゴばーちゃんを初め、登場人物に役者を使っていないらしいのも凄い。エンタメでなくドキュンタリーだったのね。
小学生たちの表情が、というか「目のかがやき」が刺さります。「風に立つライオン」の一節を思い出して「俺の心はなんてキタナイんだ」と悲しい気持ちになる🥺

対岸の途上国の火事では済まされない問題提起があります。それを、過度に深刻にせずポンと放り出す感じが好き。約90分の尺もちょうどいい感じです🙂

https://www.wowow.co.jp/detail/173666
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