mixiユーザー(id:7130895)

2021年12月19日03:05

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日本でメジャーに使われてる

認知症スクリーニングテストに「ハセガワ式」ってのがあって(※1)、こないだ親戚が認知症になったこともあって私も知るところとなったのだけど、その第一問は「今日は何月何日ですか」というものだそうで。人の認知機能のベースにはまず時間感覚がある、という研究もある(※2)んですね。

※1 作成者の長谷川和夫さんは11月に亡くなられたそうな。
※2 ニンゲンが「いま」という時、そこにはコンマ1秒ぐらいの「幅」があるんだとか。個人差や環境でも変わってコンマ3秒ぐらいまで伸びることがあるらしい。

 自分の名前含めたパーソナルデータを覚えていて、自分がどこにいるのかわかっていても、時間の感覚を失うとヒトは現実を認知できなくなるってのは実はわからんでもない話で、例えばどれほどキッチリ作りこんだ設定のキャラがいて、細部まで生き生きと表現された世界の中で動かしても、それが現実と比較できない時間単位に存在する(※3)と我々はそれをフィクションだと認識する、というのはTRPGやってる身としてはさもありなん。

※3 行ったこともない外国と、隅々まで設定資料集読み込んだファンタジー世界と、どっちがフィクションに近いのか、って話。

 さて、問題はこれがリアルリアリティってやつを理解する上でどうつながってくるのか、つながってくれれば業界的には大発見とかつながりそうな気がしなくもないのですが、さてはてw
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