■今回予告
――人でなくなる、夢を見た。
それはひとつの都市伝説。
徐々に侵食する悪夢。
やがて虚実は覆り、夢こそが真実となる。
そして悪夢は伝染し、人々を闇へ誘う。
眠りから逃れられる人間はいないのだから。
ビーストバインド トリニティ
『獣夢』
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆。
■ＰＬ人数
・１〜５人。
・ＰＬが２名以下だった場合、ＮＰＣが判定等のサポートを行う。
・ＰＬが１名で、直接攻撃能力がないＰＣだった場合、クライマックスは特殊ルールを使用し解決する。
■キャラクターメイク
・要点� Д�イックスタートおよびコンストラクションのどちらで作成してもよい。
・要点�◆Ы蟷�する経験点の使用は基本的に自由である。
・要点��：公式に発表されているデータは、特殊なものを除き使用を許可する。
・詳細は、後述の「■レギュレーション」参照。
■ハウスルール
・有り。詳細は、後述の「■ハウスルール」参照。
■特記事項
・情報収集判定を行う状況がある。
■シナリオ・ハンドアウト
・全ＰＣ共通のハンドアウトを使用する。
・ＰＣ間絆は、必ず面識があることになる。
●ＰＣ共通：友人のノウンマン・眉村タクトに友人を助ける依頼を受ける。
絆：眉村タクト（まゆむら・−） 関係：友情、慈愛など
▼クイックスタート：血塗られし魔剣、鬼神警官、天の御使い、夜闇の着装者、這い寄る神話生物
▼コンストラクション：指定なし 推奨カヴァー：指定なし
かつて魔獣事件で助けた事で縁のできたノウンマン・眉村タクトが相談事を持ちかけてきた。
タクトの友人である影山 仁明という少女が酷く困っており、それが魔獣の関わる案件に思えるというのだ。
人間ではあるが、巻き込まれ体質で勘の鋭いタクトの言葉には、真実味が感じられる。
しかもそれは、今、夜の世界を密かに騒がせているウワサ――「悪夢を見た者が、人間ではなくなってしまう」と合致していた。
確かに気になる――友人の頼みを、キミは聞き入れることにした。
【ＳＡ：ユメワタリを撃退する】
■追加動機表
・ＰＣはハンドアウトの内容に加えて、プリプレイで下記の表から１つを選び、戦いへの動機を強化することを推奨する。
【１】事件前から、人の姿として陰山 仁明と知人であったり親しい関係であったりした。助けねば。
【２】眉村タクトには、友人以上に恩義や借り、或いは執着がある。力を貸さねばならない。
【３】ユメワタリとは、シナリオ開始以前から因縁がある。奴は敵だ。
【４】邪悪を許せない性格である・魔を祓うのが一族の使命である等、個人的にユメワタリの存在を看過できない。
【５】所属する組織や仕える主人、親しい友などがユメワタリを打倒すべきと考え、既にその意志のために動いていた。渡りに船だ。
【６】その他、ＰＬの任意。
■登場ＮＰＣ（シナリオ中取得する絆の候補）
眉村 タクト（まゆむら・たくと） １０代後半女性
ルーツ：モータル／エゴ【楽しませたい！】
・ノウンマン。巻き込まれ体質の少女。お祭り好きのお調子者。
陰山 仁明（かげやま・にあ） １０代後半女性
ルーツ：モータル／エゴ【眠りたい】
・アンノウンマン。「ユメワタリ」の犠牲者のひとり。引っ込み思案な性格。
ユメワタリ
ルーツ：都市伝説／エゴ【すべては悪夢】
・ドミネーター。「その悪夢を見たものは人間ではなくなる」という都市伝説の実体化したもの。すべてを悪夢に取り込もうとしている。
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