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2021年12月13日19:48

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無言歌は続く

   

  正月事始め 煤払い 松迎え
 年神様を迎える準備を始める日 昔はこの日に 門松やお雑煮を炊くための薪等 お正月に必要な木を山へ取りに行った 江戸時代中期まで使われていた暦では 旧暦の12月13日の二十八宿は必ず「鬼」になっており 鬼の日は婚礼以外は全てのことに「吉」であることから 正月の年神様を迎えるのに良い日として この日が選ばれる その後の暦では日附と二十八宿とは一致しなくなったが 正月事始めの日付は12月13日のまま固定され今に至るようである

 今宵一枚目の音楽は マーラー: 交響曲 第8番 「千人の交響曲」
【演奏】ヘザー・ハーパー(S) ルチア・ポップ(S) アーリーン・オジェー(S) 
イヴォンヌ・ミントン(Ms) ヘレン・ワッツ(A) ルネ・コロ(T) 
ジョン・シャーリー=カーク(Br) マルッティ・タルヴェラ(Bs)
 ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン少年合唱団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮) シカゴ交響楽団
【録音】1971年8月&9月 ネットで見たら5000円近い値段 中古でもいい値段だ

 1910年の初演は ミュンヘンの万博会場にある新祝祭音楽堂 マーラーの指揮 オーケストラ146名 ソリスト8名 合唱団250名が2組 児童合唱350名の 合計1004人
 その初演の際に興行主が付けた宣伝文句が「千人の交響曲」であり マーラー自身はこの呼び方をあまり気に入っていなかったらしい
 しかし千人を超える演奏という この音楽史的「珍事」は マーラーの中では最も成功した初演ということになっている そこにはこの曲が マーラーの交響曲の中ではやはり異質なものであったということが関わっているようにも・・・・

 朝から鍼治療 月曜日は私も治療 少しは腰に来ているようだ 帰宅後市場に勤めている方より麺が届いた との連絡があたので 野菜を収穫して持っていく 物々交換だな 柔らかくなった柿も進呈 超美味そうに見える 風が吹いているので農作業はやめる もらった麺を少しおばさんにあげよう といふことで再びの野菜の収穫  一通り持っていく 柚子も蜜柑も重たいほどだ 昼になる ゐるも5時半に起きるが 今日は6時半であった 疲れが溜まったかな

 それでも昼は11時過ぎには食べる 焼きそばカップ麺 しかしカップでは作らず フライパンに野菜を入れてコトコト 15分以上コトコト たくさん湯を入れたので麺を入れて三分待つ 湯切りをして干しエビにソースを入れて撹拌 野菜が少なくなる 具は主にケールに白菜にキャベツ ウィンナーと似たようなものを一つずつ切って入っている 結構うまいね 母が時々インスタントの焼きそばを食べたがるので ふた月に一度くらい一つ買っておく 暖かな部屋へ移動 ちょっと午睡 おばさん宅へ

 帰りに宮原のコミニティーセンターによる 来年2月20に浦和で 村治佳織のコンサートがあるのでティケットも購入 こんなところで購入できる しかも私だけ 10分くらいで購入できた

 二時ごろ帰宅 風が吹いているが柿ばたけに肥料を撒きにいく 撒くんじゃなくて しゃべるで掘って埋める感じ 一時間ほど 今日もどうやら10,000歩を超える 毎日よく歩くね 今年一度雨降りの日に372歩 と云ふのがあたね 


 夕飯になる 残り物と豚肉の焼き肉 市販の焼肉のたれを使用 おいしいね ご飯もフライパンに入れて食べる 焼き肉味のご飯もうまし ご飯二口分くらい 寄せ鍋しゃけ入りが汁となる 

 
 今日はハイネが生まれた日だ 詩ではなく 


 魂と肉体の間にありとあらゆる矛盾を引き起こす偉大なる神の皮肉を誰が知ろうか! プラトンの魂は今どこかの仕立て屋の中に宿っているかも知れないし どこかの生姜校の先生の中にシーザーの魂が住んでいないとも限らない
 

 三、四年前から 正月過ぎに京都に二泊三日で旅をするのが楽しみだったが コロナ禍で二年ほど行っていない そもそもなぜ京都に行きたくなったのか 思い返してみると

 建礼門院平徳子が 1213年の今日亡くなっている つまり1213年の12月13日と云ふことだ 57歳の生涯を 洛北大原の寂光院で過ごされた そのお墓を見たくて出かけた と云ふのが真相だ 今宵は平家物語の下巻を読むとしよう 

『平家物語』の最終巻「灌頂巻」 徳子の隠棲した寂光院が舞台で 後白河法皇がお忍びで徳子のもとを訪れ 徳子は現在の身を恥じながら涙を流して半生を振り返る これも史実性ははっきりしておらず この後のことも 源頼朝に平家没官領の一部を与えられたことが『吾妻鏡』に書かれている程度 想像力が楽しい




 
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